あらすじ
下町は両国に芽吹ネゴオフィスとして事務所を構える芽吹章は、嫁姑問題以外ならなんでもござれの交渉人だ。そんな芽吹の恋人は泣く子も黙ると評判のヤクザ兵頭寿悦だった、ほんの少し前までは…… いまや兵頭は芽吹の敵でもある天才詐欺師・環の恋人となり、痛めつけられる芽吹を見ても顔色ひとつ変えない。仕事も恋もうまくいかず、傷心の日々を送る芽吹だが、人を信じることをやめようとしない。そんな芽吹に、環は苛立ちを隠さず……!? 俺は俺を信じる。人を信じていこうとしてる、自分を信じる! すべてを懸けて、芽吹の反撃が始まる!?
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匿名
失って(失いかけて)初めて気付くというよくあるアレですが。
芽吹もそうだったと思う。
『信じる』がとても重要な意味を持つ作品だったと思う。
「おまえは俺のものなのに」・・・もうこの一言に全てが詰まってるなぁと。
今までは認めたくない気持ちもあったけど、どん底の状況になって、自分自身の気持ちと向き合ったら自ずと答えは出てきたし、言葉にすることへの躊躇いもなかったかな、なんて。
兵頭は強気で強引で傲慢だけど、芽吹に嫌われたくないっていう気持ちがあって、それを普段はひた隠しにしてるけど。「もう俺に触れるのはいやですか」ってな、あの言葉。いやぁ、惚れた弱みでしょうか(笑)
周りのキャラもすごく面白い!今作は特にゲームが面白かった(笑)
いつの間にか兵頭と七五三野が付き合って・・・wいやぁ、この後もすごく楽しみです。
Posted by ブクログ
あれが伏線だったのかと回収されてから気付く。ビー玉と二人の絆に感動。泣けました。この二人はもう安泰。話のまとめ方にムリがなく、二冊にして凄く納得できるお話でした。スピンオフもちょっとだけ気になります。
前半は…
前巻からの続きもの。前半は辛い描写も多く読んでいてもしんどかったです。でもそこはBL!安心してください。胸のスカッとする結末が待っています傑作です。