【感想・ネタバレ】細川忠興戦記 本能寺将星録 上のレビュー

あらすじ

天正10年。本能寺の変勃発。前日、義父である明智光秀と会話を交わした細川忠興は、信長を救いに寺へ向かう。しかし、そこには、なぜか羽柴秀吉の寄騎となっていた高山右近の姿が。主君信長の意志を継ぎ、忠興は真の首謀者を倒すことを決意する!

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Posted by ブクログ

 本能寺の変の真相を細川忠興が明らかにし、真の敵を討つというのが大筋の流れであるが、信長に対する極端なまでの傾倒により史実とはかなり異なる印象となっている。セミナリヨが絡み始めたあたりから伝奇方面へ舵を切りそうな雰囲気にもなったが、ひとまずは普通の仮想戦記として進んでいる。とはいえ頻繁にセミナリヨが登場し、それらしいフレーズも出てきたりするので油断はできない。セミナリヨが策謀の舞台であったことは間違いないのだが、果たしてそれだけなのか?本当の黒幕ではないのか?という疑念もあり、この先どう展開するのか読めない。

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2013年07月20日

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