【感想・ネタバレ】真田疾風録 覇道の関ヶ原のレビュー

あらすじ

慶長五年。天下分け目の戦いにおいて、東西両軍の軍師となった真田昌幸・信幸の親子。合戦劈頭に家康を倒し意気あがる西軍、報復に燃える秀忠ら東軍。そして父と兄の間で揺れる幸村。それぞれの思惑が入り乱れるなか、天下を握るのは果たしてどちらなのか!?

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Posted by ブクログ

 東軍と西軍に分かれて知略を巡らせる真田父子の対決。東軍の軍師となった信幸が西軍に与した昌幸に挑む形で物語が推移する。途中、展開に違和感を感じたが、その違和感は作中の人物も感じた違和感であり、すぐにある目論見として現れた。こうなると関ヶ原の戦いの行く末よりも、その目論見が成就するかに興味は移るものだが、本文もそれに合わせたかのように疑念を抱く者が現れる展開を見せ、読者の興味を途切れさせないようにしている上手い文章だと思った。

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2012年06月29日

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