あらすじ
「これって、どこかのお話にありそうなテンプレじゃない?」
ラーヴェ王国の第一王子アルベルトに転生するも、第二王子に王位を継がせるために、わがままな性格になるよう育てられていることに気づく。
このまま大人になれば、婚約者である令嬢に婚約破棄を突きつけ、結果的にざまぁされるような王子様になってしまう。
「王子様やめれば、ざまぁフラグが立ってる王子じゃなくなる!」
断罪される未来を回避するため、側妃である母上を説得。凄腕の侯爵であるおじい様を味方につけ、よからぬことを企む国王陛下やその側近のもとに突撃!
幼いながらも聡明な活躍をみせるアルベルトに、周囲は王の素質を見出していき――。
危険なフラグは折ってやる! 爽快王子様ファンタジー、開幕!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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匿名
文章が小気味良く面白い〜
web版既読。書籍化をずっと待っておりました! 年度越えも一段落して読了でき、とても嬉しくて、2周しちゃいました。書籍版は縦書きだからでしょうか、書籍化のための推敲後だからでしょうか、さらに言葉の勢いが増したように感じられました。ホント面白みが増し増しで大満足の一冊! お気に入り棚に格納です笑。
webで追いかけていますが、連載中の今も、タイトルは現在進行形です笑〜 それが物語の肝で面白いです。この1巻ラストのフラグだけでは済みません…… どこに立つか、モグラ叩き感もありドキハラします。
そしてクソ生意気な、こまっしゃくれた子どもが理論武装し、残念な大人にダメ出しするのも愉しめる方へは是非お勧めします。作者さまの筆致と物語の内容がピッタリで、とにかく愉快になります。次巻はよ、と願います笑〜
面白かった
YouTubeで紹介されてて興味を持ったから見てみたけど楽しく読めた。
次回以降はタイトルと関係なさそうになるのが他のラノベと同じになりそうで少し残念。
それなりの面白さかなと感じる
いい点
主人公周りに主人公を支える人、優秀な人、不快にならない人物が多いのはいいこと
主人公(子供)に対しても子供扱いする人はあまりいないのは話をスムーズに進めるためだからいい
これから学園編とかで登場人物が増えた時にもいろんな展開が予想できて楽しそうだ
悪い点
しかしこの話の最終目標ってなんだろう
優秀な主人公が王宮からいなくなる!ざまぁ!ってのがやりたかったなら、もう終わりだけど。
あと王の騒動ってどうなるのだろう。王はただひたすら人の気持ちも書類も読めない愚かな人物ってことなのか?(王としての仕事はまともに出来てるらしいけど)
それとも王に痴呆になる毒のようなものを飲ませた何者かが今後出てきたりするんだろうか?だとしてもそんな隙を見せた王が悪いんだけども。
人の名前が出てくるのが遅い人も気になる。宰相の名前とかは事前に自己紹介受けているだろうし、宰相は変わらないから紹介しないで納得できるけど、例えば今巻の最後に出てくる公女の本名がしばらく出てこないのは一体?普通最初に挨拶するでしょって思う。次巻でその部分を使って「公女の自覚がないから重大な情報を見逃す」などという話にしたいのかもしれないが。だとしたら巻を跨がないでほしい
匿名
今後の展開で評価が激変しそう
悪役令嬢令息世界(?)転生モノがゴロゴロしている昨今
転生者ラッシュなのか、いっそそんなんばっかが集まってそうな世界が舞台。
馬鹿国王のやらかし物語かと思いきや
物語の強制力やら、転生者の先回りやら、ヤンデレ(?になるかもしれない)弟王子やら、あっちもこっちも旗っぽいのが見えて
それぞれ絡んでくるようす。
一巻では、まだ風呂敷が広がる雰囲気で終わり。
今後も乱立しそうな旗の群れをどう捌いて纏めて結末に導くかが楽しみだが
それが綺麗に纏まれば傑作。
碌に纏まらずにコミ箱にポイとなるなら愚作。
それが見えない段階での評価が難しい。
設定解説系ラノベ
王の血統や貴族の継承についての制度の解説などが多い話。「転生したら皇帝でした」に近い系統です。
設定や状況の説明が多過ぎ、読んでて面倒くさくなってきます。小説というか設定とあらすじなので。
設定と時間の経過に伴ったイベントがあるだけで、ストーリーは無い。人物の内面や諸々の描写も乏しく、主人公や登場人物への共感を感じられず、没入感もありません。
あと、6歳の子が急に大人みたいな知識や対応をしだすのが何の問題もなく受け入れられたりするのは、素直に受け入れにくいです。
イライラしました
試し読みして面白そうだと思ったのですが、なんか微妙な作品でした。
大好物の異世界転生ものですし、主人公と母方の祖父、お付きの双子、王妃と異母弟、宰相などメインキャラクターも悪くない。
それなのに。
主人公の父である王様が思い切り足を引っ張ります。
懇切丁寧に説明されてもまるで物事を理解できない困ったちゃんな王様が同じ話を何度も蒸し返すものだから、物語は一向に進みません。
読んでいてものすごくイライラしました。
そして折角ファンタジー世界っぽい舞台なのに、それらしい展開は無し。主人公の立場に関するゴタゴタだけで一巻終わってます。
年数経過しているのに、物語ほぼ進まず。
この物語、一体何がメインなの?
スタートダッシュが悪いだけなのか、元からこういうグダグダした物語なのか判断がつきませんが、続きを読みたいとは思えませんでした。