【感想・ネタバレ】ライフ・シフトの未来戦略―幸福な100年人生の作り方のレビュー

あらすじ

★全世界100万部のベストセラー『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』共著者によるまったく新しいビジョン
★「フィナンシャル・タイムズ」ビジネス・ブック・オブ・ザ・イヤー最終選考選出
★ノーベル経済学賞受賞のダロン・アセモグル絶賛!「必読の書。重要なメッセージと多くの教訓が含まれている」


「この本は説得力があり、読む者に勇気を与えてくれる。そして、豊富な知識に基づいている」
――ニーアル・ファーガソン(歴史学者)

「すべてのページに新しい発見がある」
――デビッド・A・シンクレア(ハーバード大学医学大学院教授。『LIFESPAN』著者)

(「はじめに」より)
長寿化がAIやサステナビリティ(持続可能性)と同じくらい私たちの未来にとって重要なテーマであることを示したい。……本書では、個人の視点と社会の視点の両方から論じる。社会が長寿化にどのように適応するべきかという議論を抜きにして、長くなる人生を個人がどのように生きるべきかを考えることはできない。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【ライフシフトの未来戦略】 アンドリュー・スコット 著

 誕生日を迎えると、「また1年、年を取ってしまった…」と思ってしまいます。しかし、このところ周りには、90歳でバリバリ現役の方や、100歳を超えても毎日自炊し眼鏡なしで新聞を読むという方も現れました(そういえば、キャノンの御手洗さんも90歳で会長兼CEOとか)。人生100年時代が本当に身近に感じられる今日この頃、何か参考になればと、読んでみました。

日経新聞の「2025年経済図書ベスト9位」でしたが、前半はお決まりの年齢推移や健康についてのお話。なぜに本書が選ばれたのかと思いつつ読むと、後半からは高齢化社会が与える経済的側面が分析されて確かに面白かったです。①高齢化社会により実質金利が低下し、資産相場が上昇するので「持つ者」「持たざる者」の格差が拡大する、②高齢者の労働市場参加で若者の失業が増加するというのは「労働塊の誤謬」と呼ばれるが実際には若者の就職も増える、③公的年金制度の充実により少子化が引き起こされる、など、日本の出来事かと思いきや、実は著者と関係ある英米でも起こっている事象と書かれています。

 こうしたマクロ経済のみならず、年齢に関する箴言も多く含まれています。年齢を重ねることは、「肉体的連続性」は低下する一方、「心理的連続性」は維持・向上できるというのは一つの救いでした。

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2026年02月12日

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