【感想・ネタバレ】直江兼続戦記1のレビュー

628円 (税込)
314円 (税込) 12月31日まで

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3.0
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あらすじ

「豊臣でも徳川でもない、新たな勢力を作る!」――秀吉亡き後の天下の動向を見据え、直江兼続そして真田昌幸が天下を奪取すべく、暗躍を始めた! 稀代の軍師二人が編み出した、慶長日本版『天下三分の計』とは? 歴史群像新書の人気シリーズ待望の文庫化!

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Posted by ブクログ

上杉家臣、直江兼続を主人公とした歴史シミュレーションものです。
その内容は、関ヶ原の戦いにおいて直江兼続が第三の勢力を作り上げ、西軍・東軍とともに天下三分の計を成そうというもの。

兼続がかなり腹黒く描かれており、個人的にはこの兼続は現実味があっていいのではないかと思います。
一方で上杉景勝は寡黙な「義」の武将であり、兼続とは対照的です。兼続はこの景勝こそ天下を治めるにふさわしい器と考え、上杉の天下のために泥をかぶる覚悟で戦いを進めていきます。

しかし物語はそのための駆け引きに終始しており、乱世をどう終息させたのか、合戦後どのような国造りを行ったのかなどが描かれておらず、やや不満が残る内容でした。

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2011年10月23日

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