あらすじ
紀元54年、ローマ帝国の最下層「拳奴養成所」。ここに身を置く少年セスタスは、生き残るために戦い続ける運命だった…。
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古代ローマ帝国時代。負ければ死しかない拳奴の少年・セスタスが、己の自由を勝ち得るため、戦う拳闘漫画。
絵も美麗です。格闘漫画好きの人にオススメ。
小学館のSINも同じ系統ですが、個人的にはこちらが好きです。
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古代ローマ帝国、元首政期。初代皇帝アウグストゥスの血をひく少年ネロが皇帝となったころ、一人の拳闘士の少年がいた。
格闘漫画でありつつ、ネロ、セスタス、ルスカという三人の少年の物語でもあります。刊行速度がゆっくりですが、時代考証や実在した人物の描写が大変しっかりしており、お勧めです。
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古代ローマ帝国の拳闘奴隷として、自由を求め戦い続ける主人公セスタスの健気な生き様に涙…拳闘士としては体格的に恵まれていないセスタスですが、良き師匠に巡まれたおかげで何とか戦っていけてます。主人公の格闘スタイルが手数&スピード重視な為か、それらを駆使して勝利を決めたときは非常に燃えます!ただ奴隷という身分のおかげで、陰惨なシーンも多々出てきます。本誌で休載が多いのが悲しい…
拳闘士の業界学習に
ローマ時代の拳闘士の業界について楽しく学べる。拳闘士の入門(というか奴隷として強制か?)、訓練環境、出世システム、大会の開催の仕組み、そして雇用主(奴隷の持ち主)などなど。
作者の創作もあるのでしょうけど、世界史の勉強でスパルタカスの反乱とコロッセオ程度しか知識になかった私には、様々な知識を絵入りで学べる最高の教科書。そして、セスタスの常に命の危険しかない拳闘士としての人生をどう生き抜くのか、続巻が楽しみでならないです。
テンポ良し、漫画力最高
すっごい久々に読んだけどやっぱり超絶面白い・・・
テンポの良さが半端ないわ
だからこそ、セスタスとルスカの決着がつくまで読みたいなと思ってしまう
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ベルセルクの巻末に、よく見開き紹介が載っいて、
画風やキャラがそこはかとなく似てたので、
『劣化ベルセルクかよ』とか思ってたんですが・・・
すげーオモロいです。オススメ。
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格闘マンガの頂点。
古代ローマの拳闘士として生きる少年達の生き様と
理詰めの格闘描写が良い味だしています。
(敵の戦闘力が振り切れないのが、素敵。)
けっこう好き
本質的にはスポコンマンガだと思います。 主人公のライバルが天才でイケメンという基本的なパターンを守っています。 ただし、現代のスポーツと違って試合に負ければ処刑されるという境遇で戦わなくてはならない拳奴が主人公なので、独特の緊張感と迫力があります。
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1~15巻(完)まで
古代ローマ帝国時代を舞台に繰り広げられる戦う拳闘活劇。
技の名前を叫ぶと理屈そっちのけで相手が吹っ飛ぶような一撃必殺技が
出てくるのような作品ではなく(そういうのも個人的には好きですけど ^^;)、
戦闘シーンは理詰めに展開され、その緻密な描写に思わず惹きこまれました。
なお、15巻で一旦完結しますが、「拳奴死闘伝セスタス」として続きます。
Posted by ブクログ
古代ローマ帝国全盛期のコロッセウムで行われていたという、拳闘やパンクラチオンといった格闘試合。その古式ゆかしい戦闘スタイルで行われる闘いに、現在のボクシング技術を体得した拳士が闘ったらどうなるか? そんな「if」がこの作品には込められている気がします。体格的に恵まれない主人公が、システマチックに体系づけられた拳闘法によって、勝利を得ていく。こういった大を小が打ち負かす、といったカタルシスは格闘技作品では王道ですが、それとは別に21世紀に至るまで研鑽された拳闘法(ボクシング)を千年以上昔のコロッセウムにぶつける、というある意味「反則」な部分も魅力です。いやー、ホントこの作品の主人公の師匠は未来からやってきたのではないだろうか(笑)。こんなに論理的に拳闘法を体系づけられるのは20世紀以降ですよ。まー面白いからオールOKなんですけどね。ちなみにこの作品の作者も遅筆な人のようです。よく連載を休んでいます。...というか『不定期連載』と謳った方が適っているかも。この先の展開も全く読めないですが、是非とも完結して欲しいものです。