感情タグBEST3
4時間程度かけてセスタスの第1部を久しぶりに読破したけど
あまりにも面白すぎる
面白すぎるからこそ、2部で時間がほぼ進んでないのが辛い…
セスタス、まだ全然途中なんだよなぁって
絵が綺麗だし、時代考証がしっかりしている感じで良かったです。
1巻からノンストップで楽しく読みました。
最高に面白かっただけに、完結していないのがとても残念です。
この流れでどうやって終わるんだと思っていたら、まさかの「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドとは……。
Posted by ブクログ 2010年03月11日
早く続きが読みたい!
今の段階では、
第一部15巻で一旦終わっていて
再開すると言ったきり再開の目処が立っていないらしい。。。
作者は今ベルセルクのアシをしているそうだw
絵柄はちょっと少女マンガちっくというか
お目目キラキラ、美少年いっぱい、です。
この時代のお話は面白いです。
舞台...続きを読むは暴君ネロの政権時代で
歴史的背景がとても分かりやすく読めます。
奴隷の子は奴隷。
商人の子は商人。
貴族の子は貴族。
”生きる為に”何をすべきか、
それぞれの身分の悩みや葛藤が描かれています。
幼年で即位してしまった皇帝ネロは
生まれたときから何不自由なく暮らしているけれども
誰も信じられないし、己を見つめることさえ出来ない。
一方、奴隷として生きるセスタスは
拳奴として仲間を想い、敵を想い
自らの手で自由を掴み取るために闘う。
権力、金に我を奪われるものと、
自らの誇りにかけて闘うものや
幼少から富を持つ故に努力しない悩みなきジュニアと、
生きる為に努力を惜しまない才覚ある奴隷との皮肉など
大事なのは身分ではない、
という事を色々な奴隷の人生を交えて話が進みます。
この時代ローマは、他の国よりも先進的で
奴隷に対しても能力のあるものはそれ相応に働ける場面も
決して多くは無いが多少なりとも出てきている頃。
これには才覚、努力はもとより運の要素が強いと思いますが、、、
(他の国はもっと差別がひどい)
そしてこの話の主人公セスタスが関わる拳奴たち。
みな拳ひとつで自分の生活を支えるという
極めてシンプルで残酷な仕事に身を置きます。
勝つことだけが、”生き残る術”。
しかし自分が勝てば敗者の夢や希望を打ち砕く事になり
まして生死をかけた闘いも少なくなく
感受性豊かなセスタスは苦悩するのです。
小さなセスタスも巻が進むにつれて
徐々に精神面も肉体面も自然に成長が描かれていて
このへんは上手ですよねー。
執筆再開してくれないかしら。。。