【感想・ネタバレ】ボッコちゃんのレビュー

あらすじ

スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群! 日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

不思議だったりホラーだったり、似たような話もあるけど、飽きるとかつまらないという話はなかった。

印象的だったのは「冬の蝶」

生活機器の全てに電気を使って、便利に暮らしている時代。

突然停電になって、寒さに凍え凍死してしまう夫婦。その後、2人に飼われていたペットの猿は、寒さも気にせず嬉々と遊び回る。

エネルギーをひとつのものに頼るのは怖い。
そして生命の維持も、機器に預けてしまうのはもっと怖い。

もう、人間は原始的な環境では生きていけなくなっている時代。
なんか、他人事じゃないから、ゾクリとして面白かった。

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2025年09月23日

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