あらすじ
パ・ド・マリアーナ歴3332年、人間は天敵であるねずみと2千年以上戦い続けている。数多くいるねずみの中でも「魔法のねずみ」は動物をmixと呼ばれる半人型の姿に変える能力を持っている。魔法のねずみに息子をさらわれたパイ・ヤンは、猫mixとらじと次の目的地・氷の宮殿を目指すことになり…!?
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魔法のねずみ
いよいよ魔法のねずみのメスの方が出てきて、しかもずっと昔にパイヤンは別のねずみにも出会っていた事が分かって・・・
絵が苦手な人もいるでしょうが、いっぱい登場人物がいて色々絡ませて、でもこんがらがらないように上手くまじ合わせる事が上手な方だなぁと関心します。
ユーモラス
氷で出来た宮殿のようなもの
氷のようなもので出来た宮殿
サラリと教授の口から出たなんとも楽しい表現。
パイヤンならずとも一度では理解できず、
「一度で理解したまえよ」
と言われるとクスッとしてしまう。
旅のスタートからしてこうだから、もう全てに亘っておかしさ満載。
作者、本当に天才!
Posted by ブクログ
魔法のねずみを探して、プーチェン教授の別荘に向かった一行。そこには教授の祖父とパイ・ヤンの両親がいて、普段見られない猫かぶりの教授と父に怒鳴られてるパイ・ヤンの姿に笑いが。怒鳴るのは血ですかね。
魔法のねずみはいませんでしたけど、父に会い、父の気持ちに気付いたパイ・ヤンは、人としてちょっと成長したのかも。
その後、氷砂糖の宮殿に向かったパイ・ヤンたちですが、三銃士たちが面白い。とらじとともに、宮殿に吸い込まれ、いろいろな罠にかかりますが、そこが猫らしく切り抜けます。
最後は、余り役に立ってなさそうだった王様が、きっちり締めてくれました。
魔法のねずみは雌でしたけど、シャルルが魔法のねずみを追っている理由が好きだっていうのは意外でした。「オレのもにょににゃらにゃいか、ベイベー」・・・。似合わない(笑