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Posted by ブクログ
全2冊、うまくまとめてあるよなあ~って感じです。吉田秋生、ホンマ、ええなあ。この2巻目の作者前書きで「また鎌倉を舞台にした漫画を書きたい」って書いてはるんですが、その思いが「海街diary」に、繋がっていってるんでしょうね。もうこらあ、海街~の漫画版も、必読なんだろうなあ。はよ読みたい。
それにしてもこの漫画、リアルタイムで雑誌連載されていたのが、1995~96年なのか。今から20年前か!びっくりするな。時の流れの速さに。この作品自体は、ぜんぜん古びてねえなあ、そこもすげえよなあ、とかね、しみじみビックリです。名作は時を超えるっちゅうんは、ホンマですなあ。
漫画内では、朋章と里伽子と美樹、高校3年なのですが、喫煙シーンも飲酒シーンもふっつーにガンガンでてきますね。コレッて、2017年現在の漫画表現としては、許されるのですかね?一応、彼ら彼女ら、未成年やん。とか、思う次第です。表現の自由って、今は、どうなっとるんやろ?とか、そんなことが気になった。
あと、上巻の表紙で、朋章が着ているTシャツに、おもいっきり「SEX WAX」ってプリントしてあるんですが、1995年当時、少女マンガで、こんな文言を平気でつかっていたのは、かなり衝撃的やったんちゃうか?そうでもないのか?
そんなところも、ビミョーに気になったり、ね。とりあえず、名作です。素晴らしいです。