あらすじ
自分の母親がしょう子でないことを知ってしまったゆりは家を出る。そして、漫画家・桃家と出会い、そこでアルバイトをはじめることに。一方、桃家はひょんなことで知り合ったゆりの姉・芙蓉にひかれていき…!?
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匿名
血のつながりが判明
無事家出から戻ったゆりちゃん。弟の葵くんとだけ血のつながりがあると知ります。葵くんもそれを偶然知ってしまいますが、ゆりちゃんのことも好きになってしまっていて不幸な気分。兄のスミレさんのことも好きですからね^ ^;
ゆりちゃんは、兄スミレさんの亡くなった婚約者セリさんのビデオを見てしまいます。そして葵くんに「今度生まれてくるときはふたりで一緒にセリさんに生まれ変わろう、そしてみんなで幸せになるの」と言います。健気だなあ。
複雑な家族だけど、ゆりちゃんの健気さにほのぼのします。
登場人物の一人ひとりにちゃんと背景があって、それぞれがドラマを持っているところにたまらなく魅力を感じます。何度読んでもやっぱりおもしろい。
匿名
ゆりの親
主人公の枕野ゆりは大学受験の失敗と恋人にフラれるという不運に同時に見舞われる。
その上女手ひとつで自分を育て上げた父方の祖母も亡くす。
寮の管理人をしていた祖母の家族枠で住まわせてもらっていたゆりは行く宛もない状態になる。
しかし祖母の手紙から死んだと思っていた母親が生きていること、さらに兄弟がいることを知る。
彼らのいる札幌にやってきたゆりを待ち受けていたのは顔はいいものの性格の悪い家族だった。
家に置いてもらうために家政婦のように家事をするゆりは、花屋敷家の長男の菫のことを好きになってしまう。
さらに菫のことが好きな弟の葵にさまざまな妨害行為をされるがなんだかんだで兄弟として日々暮らしていくのだった。
しかし母親のしょう子と姉の芙蓉の会話から自分が本当は別の女の人と枕野一郎の娘であるという事を知り家出する。
間の悪いことに漫画家につかまり半ば誘拐のように仕事場に連れて行かれ雑事をするゆりだったが……。
気になっていた出生の秘密を知れてよかった。
出生の秘密
ゆりの出生の真実が発覚する。
枕野の子ではなく草薙と萌子の子供だったので、草薙としょう子の子である葵とだけは異母兄弟で血が繋がっていると。
ややこしい…