あらすじ
勤続48年というばあやも加わり、ゆりの生活は日夜戦いに明け暮れる毎日となる。そんな日々のなか、いつしかゆりは兄・菫に思いを寄せはじめる。そして、同じく菫を愛する弟・葵の攻撃に耐えながら、ゆりの生活は続く。
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表面上の言葉尻はきつくて読んでいても最初はめげたけど、それぞれのキャラがだんだん隠し切れない魅力がわかってきます。
そして明かされるセリさんの存在が完璧すぎてこれはずるいくらいだと思っていた・・。ここからどう太刀打ちできるのだろうと。
匿名
バラの家族
笑顔の裏で自分を嘲笑う人に遭遇し、主人公のゆりちゃんは怖くなります。一方で、家政婦のばあやさんに「この家の人たちは何を考えているのかちゃんと口で言う、この家の人はバラと同じでトゲがちゃんと目に見える」と言われ、この家の人が好きだと感じます。
兄であるスミレさんに恋している自分に気づいたゆりちゃん。スミレさんには婚約者がいると知りますが、彼女はすでに亡くなっていて…。切ない過去が描かれています。
ゆりちゃんの純粋で前向きな姿に癒されます。
兄の菫に思いを寄せる弟の葵が
インディーズ時代ののL'Arc~en~CielのHYDEみたいなビジュアルで大好き。
寝てる兄の菫に葵のキスが恒例。
匿名
二巻目
主人公の枕野ゆりは、大学入試に落ちた事と彼氏にフられた事、そして自分を一人で育ててくれた父方の祖母を亡くすという事態にいっぺんに見舞われた。
独身寮の食事係兼管理人をしていた祖母が亡くなったことで寮を出ていかなきゃいけなくなったゆりは、祖母の手紙から実は母親が生きていること、その人は大女優の花井しょう子だということ、兄弟がいてみんな札幌に住んでいることなどが書いてあったことから戸籍謄本を手にその家に向かった。
そこにいたのは顔はいいものの、性格は最悪な姉の芙蓉(26)兄の菫(21)弟の葵という三人とゆりを家政婦扱いする母のしょう子だった。
シンデレラでもこんな扱いはうけないと思いながらも、置いてもらうために家事をするゆり。
そこに体を悪くして入院していた家政婦も現れてこの日常が続いていく……。
突拍子もない話だがおもしろい。
続きが気になる。
父のこと、菫のこと
自分の父親のことをしょう子に聞いたゆり。
しかし実際はばあやさんの言うことが本当なんだろうな。
一郎が病気で身を引いたのはしょう子は知らないんだろうか?
そして菫にも亡くなった婚約者がいたことを知る。