【感想・ネタバレ】戦闘力 なぜドイツ陸軍は最強なのかのレビュー

あらすじ

【強さの根源に迫るかつてない組織論】
軍事的手段としての軍の価値は、「戦闘力」×装備の質と量となる。戦闘力は精神的、知的、組織的な基盤に依拠し、規律と団結力、士気と主導権、勇猛さと頑強さ、戦闘意欲と必要ならば死ぬ覚悟といったものを様々に組み合わせた形で体現される。何が戦闘力を生み出しているのか。『戦争の変遷』『補給戦』などで著名なクレフェルト教授が、賞賛に値する水準まで戦闘力を発展させた歴史上の組織である、第二次世界大戦のドイツ陸軍に着目。同時期のアメリカ陸軍と比較して戦闘力の根源に多角的に迫る。

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Posted by ブクログ

命令にがんじがらめにされて硬直化しているイメージのドイツ軍だが、むしろ規律通りの行動を強いられるのは米軍の方で将校、下士官の自由裁量はむしろドイツ軍の方にイニシアチブがある。また信頼できる郷土部隊の関係性から士官の練度はドイツ軍の方が高く、米軍は微妙に無能な士官が多かったのはよくハリウッド映画で語られるところ。

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2025年09月18日

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