あらすじ
身分違いの運命の番
咲き誇る花の中でもお前しか見えない
あらすじ
天界にある国、花の王国・花精界。
様々な花を司る花精たちが暮らしている。
オメガのスミレは、憧れの王立騎士学校に入学し、
アルファの貴族・碧と出会う。
二人は出会った瞬間に惹かれ合い、
欲するままにカラダを繋げてしまうが、
スミレには後ろめたい秘密があった。
その秘密を碧に知られ、実りかけた
二人の恋が一瞬で破れてしまってーー。
引き裂かれても求め合う「運命の番」の
美しき恋物語。
感情タグBEST3
匿名
続刊、当然ありますよね!
作者様買いです。あとがきには初オメガバースとあり、確かにと思いました。
設定や展開がいつも素敵な作者様の作品ですが、運命の番が出逢い子を成したら… そこが最大のクライマックスでした。面白いです!
現在、ティラノ一家の別連載があり(もちろん追っ掛けております)、一方で今作品は花の物語。恐竜に花。萌えます笑。
過去、花を題材としたお話は多々ありましたが、クライマックスのような設定は初めてです。どんな子どもが誕生するのか、大いに期待します。
絵師様も、さすがにございます。いつもながら線は流麗でため息がでます。表紙絵の色遣いも多彩なのに纏まっていて暫く隅々まで見入っちゃいました。挿絵も雰囲気ある陰影の付け方がいつも通り素晴らしくて、そのページでも暫しガン見… ありがとうございます。
求め合う激しさも美しい
オメガバースらしい絆の深さや求め合う激しさなどが、この物語特有の花植物の性質も関係しあって、品がありとても美しいです。まだまだ気になる要素が隠されているように思います。続編を切望です。
奈良千春先生の絵がどの場面も美しくて華やか。ドラマチックなんです。本当に素敵です。
Posted by ブクログ
天界にある国、花の王国・花精界。
様々な花を司る花精たちが暮らしている。
オメガバースだけどそこに花の精が絡むという珍しい設定でした。
長男であるのに庶子の為にスミレの置かれた家庭での扱いが酷く、それでも前向きに生きている姿には何とか幸せになって欲しいと思いました。
そんなスミレが父親の命令で送り込まれた王立騎士学校。
命令は公爵家の嫡男碧を色仕掛けで堕とす事。
嫌だけど拒めず、と。
そして出会った途端の発情に碧も驚き体を繋げこのまま上手くいくのかと思いきやスミレの義弟の暴露により碧からの冷たい拒絶と切なくて。
けれど碧も「運命の番」を感じきちんと考え、スミレと過ごし「好き」という気持ちを認めスミレを迎え入れた時はホッとしました。
碧の家庭はとても暖かくスミレを受け入れてくれたし順調に行くと安心していたのに菫の花精が残り2人になってしまい女王からの非情な命令には絶望しかなくて胸が痛くなりました。
もうダメなのか、何とかならないのかとハラハラしていたら碧と取った命懸けの行動、驚きの発言によりスミレと碧はとりあえず結ばれる事が出来て良かったです。
でもあくまでとりあえずで、まだこの先がある終わり方。
シリーズ化になると知りこの先2人はどうなっていくのかが楽しみです!
匿名
作家さん買いです。
なんからしくないなぁと思いながら読み進めてましたが、やっぱり面白くなってきました。
今回は序章ですよね?
どんな子が生まれてくるんだろう…
今回は花精界でしたが、毎回この作家さんの設定を楽しみにしています!