【感想・ネタバレ】花の王国 青薔薇のアルファと菫のオメガのレビュー

あらすじ

身分違いの運命の番

咲き誇る花の中でもお前しか見えない



あらすじ

天界にある国、花の王国・花精界。

様々な花を司る花精たちが暮らしている。

オメガのスミレは、憧れの王立騎士学校に入学し、

アルファの貴族・碧と出会う。

二人は出会った瞬間に惹かれ合い、

欲するままにカラダを繋げてしまうが、

スミレには後ろめたい秘密があった。

その秘密を碧に知られ、実りかけた

二人の恋が一瞬で破れてしまってーー。

引き裂かれても求め合う「運命の番」の

美しき恋物語。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

天界にある国、花の王国・花精界。
様々な花を司る花精たちが暮らしている。

オメガバースだけどそこに花の精が絡むという珍しい設定でした。
長男であるのに庶子の為にスミレの置かれた家庭での扱いが酷く、それでも前向きに生きている姿には何とか幸せになって欲しいと思いました。
そんなスミレが父親の命令で送り込まれた王立騎士学校。
命令は公爵家の嫡男碧を色仕掛けで堕とす事。
嫌だけど拒めず、と。
そして出会った途端の発情に碧も驚き体を繋げこのまま上手くいくのかと思いきやスミレの義弟の暴露により碧からの冷たい拒絶と切なくて。
けれど碧も「運命の番」を感じきちんと考え、スミレと過ごし「好き」という気持ちを認めスミレを迎え入れた時はホッとしました。
碧の家庭はとても暖かくスミレを受け入れてくれたし順調に行くと安心していたのに菫の花精が残り2人になってしまい女王からの非情な命令には絶望しかなくて胸が痛くなりました。
もうダメなのか、何とかならないのかとハラハラしていたら碧と取った命懸けの行動、驚きの発言によりスミレと碧はとりあえず結ばれる事が出来て良かったです。
でもあくまでとりあえずで、まだこの先がある終わり方。
シリーズ化になると知りこの先2人はどうなっていくのかが楽しみです!

0
2025年07月02日

「BL小説」ランキング