【感想・ネタバレ】救われてんじゃねえよのレビュー

あらすじ

主人公の沙智は、難病の母を介護しながら高校に通う17歳。母の排泄介助をしていると言ったら、担任の先生におおげさなくらい同情された。「わたしは不幸自慢スカウターで言えば結構戦闘力高めなんだと思う」。そんな彼女を生かしたのは、くだらない奇跡だった。選考委員が大絶賛した「R-18文学賞」大賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

離れたいと思いながら、離れきれない
必要なかったと思いたくない
やっぱり必要とされてると感じると昏い喜びが湧く 

愛されてたからじゃない
愛を感じられなかったから、
愛かもしれないものに縋りつきたくなる
共依存っていうんだろうな

働き始めて沙智が考えていた
今の目線で子供の頃の自分に伝えたいことは 
子供の頃なら受け取れなかった言葉で
そこに絶望的な隔絶がある

私がかつての私に言うならなんだろう
聞かなくていい
無理して笑わなくていい
大人の機嫌は自分でとらせとけ
顔色うかがう前に自分の感情大事にしな

できないもんな絶対に
何いってんのって思う
だってどれもしないと生き抜けないって
本能的に感じてた
正しいかどうかはわからないけど 
だからもうひとりで立てるようになった大人の言葉は届かないのかも
子供からすれば生き延びるための手段を捨てろって言ってるのと同じ
知らない間にその切実さを忘れたんだな
いいことではあるけど
子供の気持ちのケアってできないのかねえ
昏い気持ちが根を張る前に

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全くの他人事ではない。読んでいてもどかしくて、イライラして、胸糞という言葉がピッタリ。病気や介護、更には親の教養のなさによって、子どもが縛られることに、胸が締め付けられそうになる。それでも、さちが自分で自分の道を生きていく方向に向かっていくことが救い。熱中して読みました。

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヤングケアラーの女の子とその家族の話。家族に巻き込まれながらの主人公沙智の学生、就活、職場での出来事が書かれている。
就活時代のお母さんの描写はかなりリアルだなと感じた。パーキンソン病の母を持ち、どうしようもない父を持つ沙智。私ならあそこまで頑張れない。どんなに理不尽な状況でも、そこに笑いを見出せた沙智に拍手を送りたい。私なら、悲劇のヒロインぶって悲観的になってしまうだろう。

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2026年03月06日

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