あらすじ
主人公の沙智は、難病の母を介護しながら高校に通う17歳。母の排泄介助をしていると言ったら、担任の先生におおげさなくらい同情された。「わたしは不幸自慢スカウターで言えば結構戦闘力高めなんだと思う」。そんな彼女を生かしたのは、くだらない奇跡だった。選考委員が大絶賛した「R-18文学賞」大賞受賞作。
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Posted by ブクログ
ずっと読みたかった本やっと読めた!
全身政治家って短編読んだ時にこの人の文章ええわあってなってたから、ついに読んだけどもめっちゃええですね。
泣いてんじゃねぇよの途中からあまりの逃げ道の無さになぜか希死念慮が湧いてくる恐ろしさ。子供時代どうやってやり過ごしてきたか思い出しそうになってしまうパワーがありますね。
読んでいて作中と距離感が近いなと感じる文章で、さち自身になったかのような感覚に陥る。
そのくらい没入度が高い。
作中良かったのは「もともと問題のある人だった。病気のあいだは忘れられていたそのことを、思い出した。」
「なんでそがんがんばいよると?」
どっちもお父さん関連でした。
カバーを取った裏には小島よしおがそんなの関係ねぇしてるとこがあるのもいいですね。
Posted by ブクログ
他人にとって不幸に見えても当事者にとってはそんなことないのかもしれない。日常だから何も感じないのかもしれない。諦めか。
そんなリアルが描かれていた気がした。
アダルトチルドレン+性的虐待(子どもが見てるところでセックス)
→アダルトチルドレンというよりヤングケアラーか
パーキンソン病で嗅覚障害もあって自らの異臭にも気が付かないとことかリアル
どう手を差し伸べるべきか、考えさせられる。
わかったような気になって欲しくはないけど、見ていて欲しいのか。
親から愛された子は、親を愛さなければいけないのか。それは大人の幻想?