【感想・ネタバレ】幸村を討てのレビュー

あらすじ

徳川家康が最も恐れた男、真田幸村の謎に迫る!

「歴史ミステリとして、そして本格ミステリとして、実に優れた一作」
――大矢博子(解説より)


徳川・豊臣両家や諸将の思惑が交錯する大坂の陣。
亡き昌幸とその次男幸村――何年にもわたる真田父子の企みを読めず、翻弄される東西両軍。徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永、ついには昌幸の長男信之までもが、口々に叫ぶ。「幸村を討て!」と……。戦国最後の戦いを通じて描く、親子、兄弟、そして「家」をめぐる、切なくも手に汗握る物語。
『塞王の楯』「羽州ぼろ鳶組」シリーズの熱さと『八本目の槍』の緻密な叙述を兼ね備え、家康を「探偵役」に紡がれた、単行本時各紙誌絶賛の傑作歴史ミステリーが待望の文庫化!

【目次】
家康の疑
逃げよ有楽斎
南条の影
名こそ又兵衛
政宗の夢
勝永の誓い
真田の戦

解説 大矢博子


〈大坂の陣410周年〉

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とても面白かった。真田を扱った本・ドラマをいくつかみてきたが、それでもなお、新鮮に感じられた。序盤は、徳川家康の目線で大坂冬の陣、夏の陣をおおまかに振り返る。その後、幾つかの当事者の目線からストーリーが進められる。
とりわけ好きだったのが、南条元忠と毛利勝永のパートだ。二人のどこか限界をわかりつつも自らの夢に向かって奮闘する姿と、それを助ける周りとの繋がりの描写がよかった。
最後の真田信之、徳川家康、本田正信が相対する場面は早くページを捲りたいと思う程、はらはらした。

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2026年05月16日

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