【感想・ネタバレ】「空腹」が人を健康にするのレビュー

あらすじ

近年話題になっている「サーチュイン遺伝子」。人間の生命力を司るこの遺伝子のスイッチをオンにするための条件が「空腹」。つまり空腹時でないとこの遺伝子は作動しないのだ。ところが現代人の生活は、お腹がすかなくても時間になれば食事をしてしまう。そんな飽食に対して人間の体は対応できるようにはつくられていないため、様々な弊害を引き起こしているのだという。その他、さまざまな医学情報や自身の体験をもとに、「一日一食」が人間にとってベストな食事法だということを説明、新たなライフスタイルを提案する画期的な本。「一日一食」にするだけで「体の傷んだところが修復される」「自分の適正体重になる」「皮膚年齢がどんどん若返る」など、体にいいことが続々起こる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

南雲氏がメディアに出始めた頃は、「1日1食?!無理無理!!」とロクに知りもせずに切り捨ててしまっていた。石原結實式の断食はしているのに、固定概念が邪魔をしていたのか。が、先日、ふと手に取ってみたら・・・あらら、いいこと書いてあるじゃない、と一気に引き込まれてしまった。飢餓状態時における「サーチュイン遺伝子」が細胞を修復してくれるとは、なんと魅惑的な殺し文句か。1日1食の具体的な一日の流れが書いてあるのも良かったし、つまみ食いくらいは許される模様に安堵。まずは「一汁一菜」の茶碗とお皿のサイズを子供サイズに変えることから始め、最終的には1日1食にチャレンジしてみたい。

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2016年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

南雲さんの本は2冊目ですな。
糖質制限もいいんですが、
それ以外の情報もGETするぉってことで読んでみました!

糖質制限は肉OKなんですが、
こちらはNGなんですよね。。。
一汁一菜なんですよ。
と、
思うけど読み進めていくと、
一日一食なら何をどんだけ食べてもいいみたい?
糖質制限だと、
糖質喰わなければ何食でもいいですよね。。。
どっちがいいんでしょう?
人それぞれ!?

理論的には、
人間は飢えて生きていたのが当たり前だった。
ゆえに、
飢えてる方が自然で健康的なんだって感じですね。
わかる気もする考えたかですが、抵抗はありますよね。。。
それを、
フォローするのがサーチェイン遺伝子や、
飢餓遺伝子って存在なんです。
これがあるゆえに、
飢餓状態を作ってあげることによって健康が促進されるらしいですね。

おもしろかったのが、
糖尿病が進化した人間の証ってやつ。
緒と暴力的ともいえるような表現ですが、
わかる気もします。
怖いしね糖尿病。。。

ただ、
一日一食って栄養面でやっぱり不安じゃないですか!
でも、
それを補うのが「一物全体」ですな。
魚の丸喰いですよ!
無理ぽ。。。
魚苦手です。。。
できないかもですなぁ。。。
と、
夜出でいいそうです!
腹いっぱい食べて寝ていいそうです!
ちょっとなぁ。。。
と、
思うけどいいそうです!

お腹がグーっとなる
イコール
サーチェイン遺伝子が活発になり若返り痩せていくイメージですね?
でも、
よくよく考えれば、
痩せるよりも、
健康的になる本なんで痩せるメインではないのかな?
結果的に痩せる感じか?
つか、
コーヒーやお茶も微妙にアウトなんですよね。。。
つらたんかも。。。

そして、
カフェインもですが、
砂糖もどこでも悪魔的な存在ですな。
食べちゃだめ!
つらたんですが、
なれると確かにいらなくなるんですよ。


あとはゴールデンタイムな!
知ってる!
夜10時から2時までは寝た方がいいってやつですが、
働いています!
無理です!

うちも、
寝起きはむくむし水分を取りたくなるのですが、
ガムですか!
起き抜けにガムですな!
はあく!

体を温めすぎると、
逆に冷え性になるってものわかりやすく納得がいきますね!
つか、
知ってたし実践もしてたのは内緒の秘密ね!

で、
後半はちょっと違うなぁ。。。
って、
内容になってるので割愛。
でも、
ちゃんと買う価値のある素敵な本ですよ!

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2016年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4代続く医師の家系に生まれ、乳腺専門医として、美容やアンチエイジング等も研究する現役医師の著書。

著者は、一日一食の健康法を勧めていて、なぜ空腹が体にいいのかというと、空腹な状態で力を発揮する「サーチュイン遺伝子」が、人の体内に存在している50兆の細胞の中にある遺伝子をすべてスキャンして、壊れたり傷ついたりしている遺伝子を修復してくれるからだといい、この遺伝子は、寿命だけでなく、老化や病気を食い止める働きもしていると解説している。

また豊かな国とされる飽食の地域と、貧困で飢餓の状態にある地域の出生率を比べると、前者は年を追うごとに出生率は低下し、後者の出生率は高く生命力に溢れている。

そして、一食とする食事は何を食べてもいいとしているが、食べ物は一物全部を食し、完全栄養を摂ることを勧めている。
食べ物の一部分を食べたり、サプリメント等で足りない栄養を補ったりする食事は、ある一部の栄養には特化しているけど、野菜や果物を皮ごと食べたり、小魚を頭から食べるような完全栄養は得られない。
牛や豚を頭から全て食べることは非常に難しく、完全栄養を摂るには適していない。それに恒温動物の油脂(ラード)は、常温で固まっている状態が多く、変温動物である魚や野菜由来の油脂に比べ、血管の中で固まりやすく、動脈硬化を起こしやすくなってしまう。

空腹を感じることでサーチュイン遺伝子を活性化させるアンチエイジングは、健康だけでなく、老化や病気を未然に防ぎ、肌の美しさや引き締まった体、見栄えの良さを追及することにもつながる。それは、何も生命の自然の姿である老化に抵抗しているわけではない。
自然界の雄は、生きているかぎり、生殖能力があるかぎり、自分の美しさやたくましさを雌にアピールし、子孫を残そうとする。
人間のように、年齢的にいわゆるおじさんになったからと言って、だらくさになったり見かけにこだわらなくなったりしない。
生きているかぎり、美を追及している。
空腹から本能を呼び覚まし、人間として男としての美しさを追及していくことが、アンチエイジングや健康につながるのであれば、一石二鳥どころか三鳥、四鳥にもなる。

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2016年03月20日

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