【感想・ネタバレ】疲れすぎて眠れぬ夜のためにのレビュー

あらすじ

疲れるのは健全である徴。病気になるのは生きている証。サクセスモデルへの幻想を棄てて、「1ランク下の自分」を目指しませんか? ささやかなことで「幸せ」になれるのは1つの能力です。まずは身体の内側から発信される信号を聴き取ること。真の利己主義を目指すこと。礼儀作法と型で身を守ること。家族の愛情至上主義をやめること──。今最も信頼できる哲学者が、日本人の身体文化の原点に立ち帰って提案する、最強の幸福論。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人や、社会のあり方について、内田樹さんらしい論理的かつ、切れ味の鋭い話に引き込まれます。切れ味が鋭い分、正確性に欠ける部分もあるかもしれませんが。

共感した箇所
・引越しをよくするのは、いつでもすぐ次の場所へいける状態に自分を置いておきたいから
・マジョリティとともにあることは決して安全を意味しないということ
・「温かい家庭を構成できる人間」とは「一人でいることに耐えられる人間」のこと
・人類学的システムを覆すほどの力を持つイデオロギー ― 資本主義

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2018年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2003年に刊行された単行本の文庫版。途中、論拠に引っかかりを覚えて要点をうまく拾えなかったが、メッセージは“自分で立てた原理原則に縛られず、その場の気分に乗って気楽に生きよう”ということらしい。あとがきを読み、信用が損なわれないよう注意しつつ、自分が立てた原理原則(自分が口にした言葉)は、自分で訂正可能なことを意識しておきたいと感じた。

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2023年04月28日

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