あらすじ
伯爵令嬢のナディアは実の母亡き後、義母と異母妹に虐げられ
父からは見向きもされず、使用人のように働かされる毎日を送っていた。
そんなある日、妹の代わりに“凶犬”と恐れられる王子の側付きになることを
命じられ、第二王子・クロヴィスのいる『緑の館』へ行くことに。
「――どうせまた、すぐに逃げ出す」
初めは厳しく冷たい態度に見えたクロヴィスだったが…?
感情タグBEST3
生贄までは行かないけど
伯爵令嬢のナディアは政略結婚だった正妻の子で、正妻が亡くなって後妻と義妹が来てからは使用人扱いを受けていた。
そんな辛い生活の中での救いは、亡き母の温室で友達になった不思議な光のパールちゃんだった。
ある時“凶犬王子”の異名がある第二王子クロヴィスの側仕えに義妹が任命され、嫌がる義妹の身代わりとしてナディアがクロヴィスの緑の館に送られる事になった。
側仕えとして懸命に仕事をこなす内に、パールちゃんに似た不思議なたくさんの光が居る事に気付く。
彼らは妖精で、クロヴィスは妖精を守る“愛し子”という存在で、妖精を守る代わりにその力を借りて愚者を粛正する内に“凶犬王子”の名が付いたとの事。
ひたむきで自分と同じ愛し子であるナディアにクロヴィスは次第に惹かれて行くというのが主なストーリー。
今のところ妖精が出て来たり、妖精と一緒に薬を作ったりしている割にファンタジー感が少ない印象。
設定もよくあるモノだし、今ひとつ盛り上がりに欠けるかな。
今後のストーリー展開に期待します。