あらすじ
消滅の危機に瀕して、製造業の雄に唯一残された選択肢とは? 大坪体制6年間は、創業100周年=2018年を世界トップ企業として迎えるための布石だった。「お金が眠っているところ」を探し出す松下幸之助のDNAは、「環境で稼ぐ」道を見出した。二酸化炭素削減量がキャッシュ化速度を加速する。全経営者、全CFO、そして全パナソニック社員必読。
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Posted by ブクログ
ここ数年、不況やら急激な円高の影響もあって
パナソニックの株価は低迷しております。
株主である自分としては何かパナソニックの未来は明るいと思える本が読みたくなって買った本です。
今のガソリン自動車が電機自動車に変わることで
自動車メーカーだけでなく電機会社にも
自動車を作ることになるといいます。
たしかに今のガソリン自動車が丸ごと電機自動車に変わるとなったら
電機会社には大きな変革が起こることでしょう。
また環境で稼ぐ業態転換がどのように行われ、
どのように今後変わっていくのかが書かれています。
著者がパナソニックのコンサルタントであることから
パナソニックを全面的に称える内容になっており、
そんなにうまいこといくのかと思う部分もあります。
なので、厳しい業績などのニュースばかり耳にして
パナソニックの未来に希望を持てない株主に読んでもらいたい本です。