【感想・ネタバレ】天地明察(9)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「幸せ者め…」

本当に幸せな人の物語でした。
裕福であるとか、栄光を掴んだとかそういうことではなく。
自らの道をひたすら邁進出来たという事。それを誰かが見ていてくれたという事。…ただそれだけでこんなにも人生は美しく見える。

物語としてもそうなのですが、絵の空気が実にすばらしいなぁと。
闇斎先生を見送る時、天地明察の瞬間。静かに流れる涙が読んでるこちらの胸にも染みてくるようで。

もちろん、春海が勝利を掴んだからこそのハッピーエンドではあるのですが。それを差し引いても彼の生き様は本当に羨ましいと思わんばかり。
才能や人脈の有無、運不運といった事は人それぞれで、誰もが春海と同じようには生きられないものですが、それでも理想の人生として憧れてはいたいものです。

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2015年12月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本独自の暦を作ろうとする男の話。
って書くと小難しい話に思えるけど、とにかく静かに熱い人間ドラマです。
どんなに優れている物や者でも、勝利できるとは限らないから人事を尽くすべきであるというのが良くわかるお話しでもある。
結局、政治にしても仕事にしても、誰かに都合が良い環境があるから現在そうなってるだけって事なのよね。
それを壊すって事は、そいつらを敵にまわすって事でもあるわけで、莫大なエネルギーを注いだかと思われます。

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2018年09月21日

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