あらすじ
文化爛熟する文化文政期の江戸。葛飾北斎、娘のお栄、弟子の英泉らを主人公に、江戸の暮らし・風俗・浮世絵の世界を多彩な手法で描き出す代表作の完全版。【解説:夢枕獏】
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Posted by ブクログ
浮世絵師、葛飾北斎と娘・お栄、居候の善次郎を通して江戸の人々の生活を描く。
江戸文化や人情がリアルに生き生きと描かれており、自然と自分を江戸の住人に引き込んでくれる。
時に大笑いさせてくれたり、ホロリとさせてくれたり、時代が違うだけで人は変わら無いのかな、と改めて思わされる。
「妖」や「怪」な話も多く印象に残っているのだが、これも今は科学で証明だなんだと色々言えるのだろうが、当時はそういう存在として受け入れるしか無い時代背景が色濃く描かれているものの一つではないかと思う。
Posted by ブクログ
【きっかけ】おもしろかったという家族のすすめ
時代背景に明るくなくても楽しめる。オープンな気風が現代からするとうらやましくも感じてしまう。北斎の絵に通じていればもっと楽しめるだろう。
Posted by ブクログ
上下巻のコミックは、短いお話が何編も
江戸情緒や、江戸っ子の気っぷの良さ
なんとも言えない世界観
小説を読むのと同じくらい時間をかけて読みました
Posted by ブクログ
2015年アニメ映画化していたとは知らなかった。
ミス・北斎。 なるほど。。。
解説が夢枕 獏氏。
この頃は単なる引退とされていたのか。。。
訃報は衝撃だったろうな。。。
浮世絵といえば歌川が有名だけれど(個々についてももっと学んでいきたい。。。)
葛飾北斎とその娘の話。
娘も浮世絵師だったのか。。。
日常をたんたんと紡ぐストーリー。
江戸の暮らしぶりが自然と入ってきて、一粒で二度おいしい感じ。