あらすじ
どうせならば、強烈で誇りをもてる仕事をしませんか? たとえば、世界的にはグーグルやフェイスブック、アップル、国内ではグリーやDeNA、サイバーエージェント、楽天、ミクシィなど、ネットベンチャーならではの短期間で一気に成果を上げるワークスタイルがあります。本書は、ネットベンチャーで働くことのつらさと、そこでしか味わえない喜びを、ネットベンチャーを志すみなさんに伝えるための1冊です。
事業が成功するかどうかはあなた次第。成長し続けなければならないネットベンチャーにおいて、いちばん大事な「ビジネスモデル構築」「資金調達」「マーケティング」の実践の仕方について、著者のもっているノウハウをすべて解説します。
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Posted by ブクログ
ベンチャー企業に就職して働く者としてこの本を手に取ったが、どちらかといったらベンチャー起業家の本であった。ただし、ベンチャー、特にスタートアップ段階の会社に務める以上、皆が起業家の考えるべきことやベンチャーの戦略、ゴールを見据え、率先して経営に関わって行くことは大切であり、思った以上に面白くためになる本だった。
筆者自身がネットベンチャーのシリアルアントレプレナーであり、最近のベンチャーは実際にネット関係が多いことから、ネットベンチャーが話の中心となっている。最近の事例も豊富で、フランクにベンチャー戦略を眺めるにはいい本だったと思う。
Posted by ブクログ
スタートアップ=小さなチームはマーケティング=経営戦略ととらえるべき。小さなチームは伝える能力、コミュニケーションでブランドを作っていく必要がある。小さなチームのブランディングには伝える力が不可欠であり、その手段は書き物やソーシャルメディア上でのユーザーとの対話、プレゼンテーション。時には物語を作り、何度も何度もシンプルな言葉で伝えることで、聞き手にそのストーリーをほかの人に語ってもらえるようにする。スタートアップ向けの書籍だが、小さなチームのマーケティングに関する示唆が多くある内容だ。
Posted by ブクログ
ネットベンチャーで働くということはどういうことなのか?
→誰にとってのどんな課題を解決しようとしているのかを明示する
ブランド力であるトラフィックエンジンと収益力のマネタイズエンジンの両方をバランスよく育てなければならない
中途半端なピボットは戦略の分散になるため、自分のアイディアに固執せずよいと思えば新たなアイディアに乗ってみる