あらすじ
男爵令嬢シャーロットは、病に伏していた婚約者であるジョゼフを献身的に見舞っていた。
しかしある日、健康になったジョゼフから婚約を破棄されてしまう。
理由は、今度はシャーロットのほうが病に伏していることにあった。
涙ながらに婚約破棄を承諾したシャーロットは、従者であるエヴァンに支えられ、快方へと向かっていく。
反対にジョゼフは、その日を境に再び体調を崩していき……。
快方に向かうシャーロットと、再び不調に悩むジョゼフ。二人の身にいったい何が起こっているのか?
要因となるシャーロットには、ある秘密があった――。
シャーロット、エヴァン、ジョゼフの三人が織り成す、心が洗われるラブファンタジー!
感情タグBEST3
匿名
確かに、説明口調のセリフが多いですが、誰がそう思っているのかがわかって読みやすいと感じています。
ルカの 未来は自分が作っていくもの。このセリフが心に響きます。
そして、シャーロットの本当の力は…‥… 何回か読んだのち、タイトルを読み返して納得しました。
奇跡
コミカライズから続きが気になり購入しました。
元婚約者が病気のときは献身的にお世話をしていたヒロイン。しかし元婚約者が回復すると同時に自身が体調を崩します。元婚約者はそんなヒロインを見捨てて婚約解消しますがその後ヒロインは回復し元婚約者は再度病気になります。
あらすじを読んだときにはどうしてだろうと思ったことも読んで納得しました。
ヒロインの能力と伯爵との約束事。ルカの様に注意深く考えていれば分かったことなのに気付かなかった元婚約者の傲慢さ。そしてルカの言うようにそうなる可能性のあった未来。読み終わって何事にも感謝って大切だなぁと思いました。
蛇足ですがヒーローが元孤児という設定でおおよそのヒーローの立場は予想できました。ただ一途にヒロインを思うところは素敵でしたし、身分が変わった途端にヒロインに結婚を申し込むのも流石だなぁと思いました。
軽く読みやすいお話
理不尽な婚約破棄から、幸せな結婚へ。令嬢の優しさと伯爵子息の傲慢さ。そして、自身の不幸な境遇から救ってくれた令嬢に対する感謝を込めて人生を捧げる従者のお話。
展開は早いです。便利な弟君が物事を推し進めてしまうので、話に厚みというか余韻が生まれにくい感じです。軽く読みたい方にお勧めでしょうか。
人の辛さに寄り添って、癒していく。
相手が、その気持ちに感謝の気持ちを抱けば、ヒロインも元気。
でも、感謝の気持ちが無くなると、相手の病を背負い込んでしまう。
ハートフルなお話でした。
中イラストがなかった…
イラストレーターさん買いで初めて読む作家さんでした。
色々思うところはありますが、イヤな奴が少なくて助かりました。
イヤな奴はいるだけでイヤなので。
あとは、まぁ…中イラストあった方が嬉しかったです。
アナベルにもざまあ展開があるともっとよかったです。
話はスピーディーな進みです。そして、内容が薄い。作者様らしい慈愛に満ちたヒロインとヒロインを崇拝するヒーローでしたが、互いの語り合いが長くて、もう十分ですって感じでした。