【感想・ネタバレ】×××ＨＯＬｉＣ（６）のレビュー

CLAMP

座敷童（ザシキワラシ）に懸想され、雨童女（アメワラシ）の依頼をやりとげ、管狐（クダギツネ）もご執心……「コッチの世界じゃ有名」という四月一日（わたぬき）。絵から飛び出した大きな猫にもらった巨大な鬼灯（ほおずき）を持っていると“何か”に参加できるというが……！？人間の心の闇と壮大な世界観が織り成す、不思議オカルティックコメディ！

[ブクログ · ★★★★★]

【あらすじ】
座敷童（ザシキワラシ）に懸想され、雨童女（アメワラシ）の依頼をやりとげ、管狐（クダギツネ）もご執心……「コッチの世界じゃ有名」という四月一日（わたぬき）。絵から飛び出した大きな猫にもらった巨大な鬼灯（ほおずき）を持っていると“何か”に参加できるというが……！？人間の心の闇と壮大な世界観が織り成す、不思議オカルティックコメディ第六弾！！

【感想】

[ブクログ · ★★★★★]

まずは、「百鬼夜行」編。おでん屋の子狐再登場。情けは人のためならず、その通りなお話だった。甘露がとってもおいしそう。ただ、アヤカシにばれた時の「食べちゃう？」はアニメのほうが臨場感があって良かった。

次は、「迷信」編。古代からの昔話。いろいろな教訓が残されているが、最近ではあまり重視されなくなってきた。今でも残っているってことは、大切・重要なことなのだから残っているっていう事実をみんなが認識しなければならないと感じた。

そして、「選択」編。子供を亡くした女性とあうことで、傷ついていく四月一日。その傷つきを選択することも四月一日君の選択であるし、その女性を射るという決断をしたのも百目鬼君の選択。だれも、選択にたいして責任を負うことが一番大切なことなのかな。

最後は、「しりとり」編。暗い道で実践してみないと。

[ブクログ · ★★★☆☆]

子狐ちゃん、可愛いなぁ。
あの矢は彼らにとってちゃんとお守りになっていたのか。
鬼灯に満たされる甘露、なんだか素敵だ。

四月一日のお人好しさが心配だ。
百目鬼の助言に素直に従うのは嫌かもしれないが
大事なことだと思うのに。
侑子からの連絡で四月一日を連れに来てくれて、
弓を持って助けに来てくれて。
感謝どころかなぜ撃ったと言われて
「選んだだけだ」と答える百目鬼が良い。