【感想・ネタバレ】明治天皇を語るのレビュー

あらすじ

前線兵士の苦労を想い、みずから質素に甘んじる生活。ストイックなまでに贅沢を戒めるその一方で、実は大のダイヤモンド好き。日本史上、天皇として最も有名にして謎の多い「明治天皇」の人間像を、日本研究の第一人者が縦横無尽、かつ平易に語り尽くす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者は、日本文化の英語での紹介者として有名。
イギリスに近代制度を学び、皇室制度が確立していく過程を、一人の天皇に即して、辿っている。
日本人の目で見るよりも、より本質的な事項を記述しているかもしれない。

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2011年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

費用がかかるからと、新皇居建設に反対されたり、あて布をした服を着用されたり。
でも、香水は3日で空にする程、好き。お酒も好き。

明治天皇の人柄が垣間見れる本でした。

劣悪な環境や天候の中、訓練中の兵たちを見つめ微動だにせず、何時間も同じ場所に立ち続け、見守っている姿。
・・・何も言わなくてもただ、そこにあるだけの重要さって確かにある。

日露戦争で勝利の報せを受けた明治天皇の第一声が
「降伏した将軍の武人としての名誉を大切にせよ」
だったというのに感動しました。

明治天皇が乃木を学習院長にしたことは有名ですが、ずっと腑に落ちないでいたのですが、この本を読んで解消されました。
・・・そっか、そっか。納得。

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2012年12月13日

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