【感想・ネタバレ】―世界最小最強セッター―竹下佳江 短所を武器とせよのレビュー

あらすじ

バレー選手としてはあまりに小さい。それゆえ「彼女は通用しない」と言われ続けた。一時は引退にまで追い込まれた彼女は、徹底的に考える事、とことんやり抜く事で壁を突き破った。他人を輝かせ、自らは消える――その強靱な意志の力と、最高峰のセッター技術に迫る。日本女子バレー復活を支えてきた司令塔の感動ドキュメント!

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Posted by ブクログ

ここ数十年、日本女子バレー界を引っ張ってきた竹下佳江選手にスポットをあてて書かれた著書。

幼少時代からロンドンオリンピック前まで竹下選手がどのようなことを考え、悩み、実行してきたかまとめられたもので、彼女の心の内をしっかりまとめてあった。
個人だけでなく、バレー界全体から個を見つめていて、竹下選手の関係者のコメントも多くあり読んでいて深さを感じました。

この本が発売されたのはロンドン五輪の前。
その前に読んでいればより一層五輪の感動を味わえたと思う。

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2012年11月08日

Posted by ブクログ

2003年の女子バレー再ブームから足かけ9年、時に会場に応援に行き、はてはマカオにまで駆けつけた。そしてロンドンオリンピックの銅メダル。
しみじみと感動した。

メダル、とれるかな?と実はあまり期待していなかったが、この本を読んで、メダルがとれる道筋がきちんとあったのだとわかった。

メダルが区切りとするならば、このタイミングで読めたのは改めて感動できるが、メダル前に読んでいてもよかったと思った。
応援の力の入り方が変わっただろう。

一気に読めたし、環境を責めることなくあきらめない竹下選手、全日本女子バレーチームの姿勢に感動しました。

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2012年08月24日

Posted by ブクログ

女子バレー観戦がこの本読んで、益々楽しくなった。
バレーやってる人なら、尚楽しいと思う。
人にはわからないような努力や、ちょっとした工夫の積み重ねで、今の竹下選手や全日本があるのだな。
私も頭使って、バレーしようっと。

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2012年06月26日

Posted by ブクログ

すごく感動しました。チームのリーダーとしてどうあるべきか、日の丸を背負って戦うとはどれだけのプレッシャーなのか、普段寡黙な竹下選手がここまで自分の思いを語っている本は必見です。是非読んでみてください。女子バレーの見方が変わります。

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2011年12月06日

Posted by ブクログ

タイトルが全てを物語っています。テレビカメラの前ではいつも寡黙な竹下選手の、訥々として重い言葉がガツンと読める1冊。

私の中の竹下選手は、「努力」や「ストイック」といった言葉がよく似合うアスリート、というイメージだったのですが、ご本人はそのような意識はあまり持たれていない様子。

出来なければ、出来るまでやる。
足りない物があると気がついたら、それを埋めようとする。
当たり前でしょ?誰だって、お腹が空いたらご飯を食べるでしょ?

ってそういう感覚ホント尊敬しますわー仰る通りですわー。

来週からはいよいよロンドン五輪世界最終予選兼アジア大陸予選大会。
お茶の間で応援してます。ガンバレ、ニッポン!

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2012年05月11日

Posted by ブクログ

元全日本女子主将兼セッターの竹下選手の軌跡をスポーツジャーナリストの吉井妙子氏が纏めたもの。時期はロンドンオリンピックの前まで。
トスに対する考え方、アタッカーの見方など、セッター独特の感覚に関する箇所は興味深く、一流選手の真髄を感じた。
(セッターのポジションにある選手は読むべき)
竹下選手以外には、本著に登場する吉原選手のリーダーシップにも強く関心を抱いた。

小さい頃に裸足で過ごさせることがスポーツ選手を育てるにはいいようだ。イチローの父も小学三年生から中学三年生まで一日も欠かすことなく寝つく前まで、イチローの足を揉んでいた。

以下引用~
・脳科学者の茂木健一郎
「脳は、欠点を意識するとそれを乗り越えようとする動きがあります。本人が他人より劣っているとか苦手だと思い悩むことがあると、意識がそれに集中する。すると、変えようとする創造性が働き始めるんですよ。凄く努力して乗り越えようとするし、なぜか普通の人を遥かに超えて、途轍もない領域に行ってしまうんです。ただ、欠点に目を瞑ったり、逃げ出したりする人は、脳に意識がいかないので創造性は発揮できません」

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2013年07月21日

Posted by ブクログ

集団スポーツならではの選手の心理がよくわかりました。
吉井さんの著書は2冊目ですが、彼女の著作は、個人的に好みになりました。

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2013年05月08日

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