【感想・ネタバレ】黄色いアイリスのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

アガサクリスティの短編集は、マープル、ポアロがときどき出てくる。
できれば、マープル、ポアロが出てくる短編は、それぞれにまとめてもらえると嬉しい。

どうして、こういった構成でまとめられているのかが分かりにくかった。

長編でも、最後がなんとなく足早だと感じる作品があるが、
短編だと、より足早感がある。

翻訳が丁寧なので、一度英語でも読んでみたいと思った。

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2011年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ポアロにミス・マープルにパーカー・パイン・・・
クリスティオールスターズ(?)の活躍を描いた短編がいくつか入っていて手軽に読めちゃいます。
ロマンチックな話が多くメロドラマみたいな雰囲気もあり。短いながらもクリスティならではの鋭い人間描写が冴えているので、やっぱり読み応えがある。
「あなたの庭はどんな庭?」なんて、ちょっと味付けしてフランスで映画化してくれたら面白そう。(最近クリスティ作品、何故か仏での映像化が主?なので)
というわけで、基本的には長編派なのだけどたまには短編も楽しいなと思いました。

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2012年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ポアロにミス・マープル、パーカー・パイン、花束みたいな短編集。

ポアロものは「バグダッドの大櫃の謎」「あなたの庭はどんな庭?」「黄色いアイリス」「船上の怪事件」「二度目のゴング」の5つ。パーカー・パインが「レガッタ・デーの事件」「ポリェンサ海岸の事件」の2つ。ミス・マープルは「ミス・マープルの思い出話」、そして幻想小説「仄暗い鏡の中に」が収録されている。

「仄暗い鏡の中に」鏡の中でシルヴィアが婚約者に殺されそうになっていたのを見たので、あの日、私はシルヴィアに彼と別れるように言った。そしてシルヴィアと結婚した私は、彼女の首を——。謎解きなどない幻想小説。なんてことはない話だが、こういうものも書くのだな、と楽しんだ。

「ミス・マープルの思い出話」ロッキングチェアを揺らしながら語っていそうな語り口調の一編。いわゆるイメージ通りのミス・マープル。

「ポリェンサ海岸の事件」息子の婚約相手が気に入らない母にどうにかしてほしいと頼まれたパーカー・パイン氏。ところが息子は新しく登場した女性に夢中になり始めて——。ちょっとした手助けで、双方の願いを叶えるパーカー・パイン氏の鮮やかな手腕が見所。

「黄色いアイリス」奇妙な電話に呼び出されたポアロは、4年前に死んだ妻のために大実業家が開いたパーティーに同席することとなる。ポアロの活躍と、機転の効くポーリーンの活躍で殺人は事前に防がれ、事件は鮮やかに解決する。少々のロマンティックな要素もあり、きゅっと詰まった作品。

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2021年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーの女王:アガサ・クリスティーさんの短編集。
ポアロものの表題作の他、全部で9作の短編が納められていました。

パタリロ愛読者なので、けっこう「これが元ネタだな!」って思えるお話がでてきたよ。
ただ、外国の人の名前が覚えられなくて、短編なのに登場人物がごちゃごちゃなのはミステリーを読むには痛いなぁ…。

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2015年07月29日

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