【感想・ネタバレ】孤狼剣 将軍家見聞役 元八郎 二のレビュー

あらすじ

尾張藩主徳川宗春は八代将軍吉宗に隠居慎みを命じられる。ともに藩を追われた柳生主膳は宗春の無念をはらすべく、執拗に世継ぎ家重の命を狙う。一方、京では桜町天皇を扇動して幕府を混乱させる策謀がうごめく。さらに公家内の主導権争いが熾烈を極め、幕閣、朝廷の混乱は風雲急を告げる事態に。その収拾に暗躍するは元八丁堀定町廻り同心・三田村元八郎。神速の太刀で巨大な闇に斬り込む。

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Posted by ブクログ

登場人物が壮年の父と青年の子の父子剣士と戦える嫁(婚約者)というと、どうしても「剣客商売」を思い出してしまいます。でもこちらは息子の剣士が主人公の物語です。

奥右筆秘帳シリーズは、なかなか悪を退治できていなくて(といってもまだ3作目までしか読んでませんが)この作家の特徴なのかと思っていましたが、こちらのシリーズは勧善懲悪な印象が強いですね。

いきなり前作から6年が経って元八郎ももう32歳になり、若者じゃなくなってます(笑)ラストの出来事のために、6年経ってなくちゃいけなかったんでしょうね。

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2012年02月27日

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