あらすじ
「今度は自分のための人生を手に入れるのよ」
侯爵令嬢マリーシャは魔術を全く使えず、家族から疎まれていた。
そんな彼女にとって、婚約者であるハインリヒの存在が励みだった。
だが、ハインリヒと義妹・カノリアの浮気を目撃したことをきっかけに、マリーシャは自分の前世が『黒聖女』だったことを思い出す。
今度の人生は自分のために生きることを決め、逃げようとするマリーシャ。
そんな彼女の前に苦しむセオドアが現れて…
一人で生きていきたいマリーシャと彼女を手に入れたいセオドアの仮初の婚約者生活の行方はー!?
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ガランド公爵家のセオドア
マリーシャは呪いを受けた男性の解呪はできませんでしたが、呪いを遅らせることはできました。家族に見つかりそうになったため、男性の前から立ち去ろうとすると、男性が彼女を引き止めました。呪いを遅らせてくれた恩返しをしたいようです。彼女が逃げようとしている理由を聞いた男性はガランド公爵家のセオドアと名乗り、形式的に婚約して自分の領地に行かないかと申し出ました。他にすべのない彼女はこの申し出を受け入れました。今は仮初の婚約ですが、どのように本当の婚約になっていくのでしょうか?