【感想・ネタバレ】山月記・李陵 他九篇のレビュー

あらすじ

三十三年余の短い一生に、珠玉の光を放つ典雅な作品を残した中島敦(一九〇九―四二)。近代精神の屈折が、祖父伝来の儒家に育ったその漢学の血脈のうちに昇華された表題作をはじめ、『西遊記』に材を取って自我の問題を掘り下げた「悟浄出世」「悟浄歎異」、南洋への夢を紡いだ「環礁」など彼の真面目を伝える作十一篇。(解説 氷上英廣)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『文字禍』が少し恐ろしい作品です。考えてはいけないことを考えてしまった人の話です。「余計なことは考えずに文字を使いなさい」と、いうことなのかもしれませんね。

0
2022年10月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

山月記と李陵は期待どおり。
西遊記シリーズも文章が面白かった。
しかし、他の作品はいまいちというか、読み直しはしないだろうな。

・李陵
・弟子
・名人伝
・山月記
・文学禍
・悟浄出世
・悟浄歎異
・環礁
・牛人
・狼疾記
・斗南先生

0
2015年06月23日

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