あらすじ
自己の所信を力強く表明する法廷のソクラテスを描いた『ソクラテスの弁明』。死刑の宣告を受けた後、国法を守って平静に死を迎えようとするソクラテスと、脱獄を勧める老友クリトンとの獄中の対話『クリトン』。ともにプラトン初期の作であるが、芸術的にも完璧に近い筆致をもって師ソクラテスの偉大な姿を我々に伝えている。
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Posted by ブクログ
悪法もまた法なりという言葉で知っていたソクラテスであり、ギリシャ哲学といえばの人
ソクラテスがその時代の著名とされる人と対話しその人の矛盾をつきまくった結果悪い噂が流され、不正な死刑を宣告されている状態で友人のクリトンが国法を守って死を迎えるのではなく脱獄しようと提案してくれる
が、しかし、ここで脱獄してしまえば今までソクラテスやクリトンが大事にして来た国法の威厳が地についてしまうことになるため、自分の命を守ってポリシーを捨てるか、ポリシーを守って命を捨てるかという選択をすることになる。
というストーリーがソクラテスとクリトンの対話の中で進んでいった。
無知の知のように、知らないという事を自覚する事からスタートすることが大事
Posted by ブクログ
言葉遣いが古い(昭和感)が、それは訳の問題。
プラトンの筆致には古さを感じない(これは訳のおかげといえるか)。
日本語の言葉遣いのせいで多少読みにくいところもあるが、そんなに問題はない。
内容そのものは思っていたより平易で、2000年以上も前の人たちとの考え方と現代人の考え方は意外にも似通っているんだなと感じた。
ソクラテス、死刑になるほど悪いやつではないけど、そりゃ嫌われるよなと思った。
Posted by ブクログ
●議論
ソクラテスが何をどのように考えていたか知りたく。
考え方というよりも、生き生きとしたソクラテスの弁明が印象的であった。
孔子もそうだか、有名な人物は決してその時は幸せに生きていたわけではないと思った。