【感想・ネタバレ】徳川将軍家のブランド戦略のレビュー

あらすじ

「将軍の顔を正視すると罰せられた」「将軍が通過する道には誰もいなかった」「将軍が飲むお茶にも土下座させられた」徳川幕府は将軍の権威を高めるために、その存在を秘密のヴェールに包んだ。徳川一門を除くと、将軍の顔をまともに見ることができた大名は、ごくわずかであった。「江戸三百年」の安泰を可能にした、幕府の巧妙な仕掛けを、50の視点から解き明かす。テレビや映画では知ることのできない、将軍の本当の姿を浮き彫りにする。

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Posted by ブクログ

将軍の事跡とかではなく実際の日常について書かれているのが面白い。
生涯に顔を見れた人は何人もいない。

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2015年08月30日

Posted by ブクログ

徳川将軍のことを書いた本は多いが、その日常生活についてはなかなか知るチャンスがない。本書は、さまざまな記録からその実像に迫るとともに、幕府や寺社がその威光を積極的に利用する「ブランド戦略」があったことを明らかにする。一方、当の将軍の日常生活、たとえば食事などは意外に質素だったというような興味深い話も出てきて、気軽に読み進んだ。

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2012年01月22日

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