【感想・ネタバレ】鴨川ホルモーのレビュー

あらすじ

このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!!

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Posted by ブクログ

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「ホルモー」っていう謎の言葉に惹かれて、この本を手に取ってしまった日から万城目さんのファンになりました。

キャラ1人1人がほんといい性格してる。
最後の最後まで残る不思議な謎のモヤモヤ感を爽やかさで吹っ飛ばしてる感じで、個人的に読後感が好きだったりする。

憧れの先輩が京都産業大学に決まったっていう噂聞いたから、ホルモーするのかな、なんて思ったり。
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2025年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

バイト先の人に勧められて読んでみた

ホルモーがなんのことか全くわからず読んでたけどなんか興味失わず最後まで読めて面白かった
さすがに女なのでわんちゃん楠木さん安部のこと好きなんちゃんって気づいてました
作者は何をしてたらこんなこと思いつくんや

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2025年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

京都を舞台に
大学対抗の謎競技「ホルモー」を通じだ青春群像劇。

「ホルモー」は使役した小鬼1000匹を戦術的に采配して競う競技。

映画化され、
以前から知っていたタイトルで手に取ってみた。
「ホルモー」を通じた大学生たちの青春物語でした。

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2025年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホルモーとは?という疑問がずっと続く物語。
説明はあるが、大学生の物語と共にだんだんと明らかになってくる。
半分まで読んでも、まだ謎が多いホルモー。

ホルモーは大学のサークルで繰り広げられる、小さなオニ(式神?)を戦わせる競技。
オニは儀式を通して見えるようになる。オニ語を使い、複数のオニをあらゆる戦略で倒していく。
オニが全滅するか、代表者が降参したら敗者の1人は「ホルモーーーォォォ!!」と大絶叫することになる。本人の意思では止められない。

すごい競技を考えたなと笑。最後の大絶叫が恥ずかしいから必死に戦うのもあるが、実は奥が深いホルモー。やはり神々の遊びに人間が付き合っているのか?
残り3分の1くらいで、一気におもしろくなった。
結局ホルモーは謎が多い笑

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

京大青竜組という、式神(オニ)を使役して他大のサークルと合戦をする伝統サークルの話。一人百人のオニを使っていて、オニが全滅させられると、ホルモーと叫ばなくてはならない。主人公の俺こと安倍は新歓で、理想的な鼻を持つ早良京子に一目惚れして入会するが、失恋して青竜組を分割し、京大青竜組ブルースとして、楠木ふみらメンバーの協力を得ながらホルモーを戦っていく。
京都の地理とか歴史とか、そういうものが散りばめられていて楽しいと言えば楽しいんだけど、四神相応の話とか中学か高校で習うような話がミステリーのキーのようにして得々と語られるので、いやいやそれくらいは謎を解き明かす感じでもなく名前聞いた瞬間分かるだろ、って思って若干鼻白む。鹿男あをによしもそうだったんだよなぁ、京都とか奈良とか知ってたらより楽しめるって言われるけど、むしろほどほどに知らない方が楽しめるんじゃない?楠木ふみが安倍を好きなのとかも割と冒頭から察せられたし、いやいやそれそんなびっくりするところ?みたいな主人公たちとのギャップが乗り切れなかったかもしれない。
レーズンで復活する茶巾絞りみたいな顔のオニ、は斬新。

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2025年07月20日

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