あらすじ
脳の働きから見たら、九九もキャッチボールも同じ。どちらも、脳の中の神経回路を指令が伝わる道筋ができることで身につくものだ。だから勉強と運動を分けて考えるのは間違いで、とりわけ子どもの知能を伸ばすには、充分な運動が不可欠。しかし現代は身体を動かす機会が激減し、学校も主要五教科が中心だ。本書では、スポーツ科学の第一人者と、数々のトップアスリートを取材してきたジャーナリストが、学力と運動能力の関係を明らかにし、子どもの能力を最大限に引き出す新しい子育て法を提案。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
某体育教室のチラシに筆者の名前が載っており、気になって購入+読破。
10年ほど前に出版された内容であり、対話ベースでスポーツと勉強についての関係や運動の良さにについて書かれている。
本書にあったように、スポーツ選手であっても勉学に励むことは後の人生の充実度にも大きく関わってくるという点は同感である。
今でも「スポーツさえしておけばよい」という考えのもと、勉強をおろそかにしてしまう親もいるかもしれないが、それでは子どもの可能性を狭めることになる。
運動=身体活動、スポーツ=勝敗のあるものと区別して考える筆者の言葉を参考にすると、多くの人が運動不足であることは否めない。運動することは、健康の保持増進はもちろん心身のリフレッシュや新たな閃きにも繋がる。
そう考えると、子どもの頃から適度に運動する習慣を身につけることで、人生が豊かになると考えられる。
自分も一父親として、これまで通り子どもとたくさん外遊びをしようと思う。運動は楽しい!かけがえない!