あらすじ
ある計画から26年ぶりに帰還したミアがみたのは灼熱と極寒に分かたれた人の生きていけぬ変わり果てた地球だった...。
唯一、人が生存可能な黄昏地帯へと着陸したミアとAIロボット・しろわんは、降り立った地球で恐るべき生き物に出会う――!?
地球は、人間はいったいどうなってしまったのか!?変わり果てた地球を舞台に、ひとりと一匹は歩み進む――!!
★単行本カバー下画像収録★
電子版は連載時のカラーを収録しております!
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まるで良質なSF映画
いままで読んだ中で最高のSF漫画。地球が公転軌道から外れた理由や次々と現れる異形の化物、そしてゲノムスキャンの結果、それは遺伝子改造されたわけでもなく「自然に」存在している生命体だという……
人類滅亡の絶望感や切なさ、化物の襲撃と主人公の死、さらに化物たちの正体「山海経」。
謎が謎を呼ぶ展開はミステリーであり、化物たちとの戦いはバトルであり、そしてセンス・オブ・ワンダーを感じさせるSF漫画でもある。久々にこんなに惹き込まれる漫画に出会えました。作者の才能に感謝です。
えっ!おもしろかった
おもしろすぎて一瞬で読み終わってしまった。
あっというまの1巻でした。
最後の落ちにはクスッとしてしまったが、またミアとしろわんが再会できてうれしい。
こういう退廃的というか、地球はもう人間が住める星じゃないっていう設定がすきなのですが、なぜかずっと希望はあるように感じてしまう。
かなり絶望的だし、序盤で衝撃的あ展開があるのに。
2巻早く出ないかな。
私には合いませんでした
かわいらしい女の子とかわいらしいペット(AI)が残酷な環境に放り込まれる展開。
ジャンルはSFの体裁を取っていますが、「地球が存在していません!」「は?」の会話から始まり、公転軌道から位置も動きも大きく外れて水星の公転軌道と太陽の間を自転せずに進む地球の黄昏地帯に宇宙服無しで着陸でき、重力も大気も気にせず普通に歩ける世界観です。
(ただし、女の子が人間であるとは明記されていないので、それらを気にせず存在できる生命体の可能性はあります)
今の時点で「ある計画から26年ぶりに地球へと帰還」ぐらいしか背景説明が無く、乗ってきた船の燃料が無いので降りる決断をするものの、調査も準備もろくにしないまま着陸する登場人物が行き当たりばったりに感じられてしまい付いていけませんでした。
死んでも「そりゃそうなるよね」としか。
女の子の年齢は不明ですが、見た目が10代後半で、中身の年齢一桁に思えます。かわいい生き物ですね。
後半で女の子とペットがもう1組増えます。その女の子の趣味はペットを使った脳内自慰です。
世界観も含めて、この設定と絵が好きな方なら買って損は無いと思います。私は無理でした。