あらすじ
孤独死したOLのアキは、気がつくと公爵令嬢・イザベルに憑依していた。
わがままで嫌われ者のイザベルは、家族にも、好きな人にも振り向いてもらえず、愛に飢えたまま命を落とした──
「それなら、私だけはこの子を愛してあげよう。」そう誓うアキだったが、周りの様子がどうもおかしくて…?
孤独な嫌われ者令嬢の、逆転溺愛ラブファンタジー!
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周囲は悪意ばかりではなかった
愛情に飢えたイザベルが行ってきた行動は間違っていたかもしれない。
でも、イザベルに憑依したアキも同じ…
これからはアキがイザベル自身を愛して慈しんで、そして労ってあげられれば強くなれる。
そう思って読み始めたら…
父親の公爵も、弟のダミアンもイザベルを愛していた?
幼馴染みのリオネルは幼い頃からずっとイザベルを愛していた。
おまけに王太子のオーティスも、政の為にイザベルを拒否したクセに、彼女から「決して裏切らない愛情」が永遠に与えられると思っているとは…
なんだか皆拗らせてる。
イザベルが襲われた事実が出てきたし、オーティスの婚約にも裏がありそう。
でもリオネルがいるから大丈夫な気がする。
良い!
広告から飛んできました!
自分自身をしっかり愛して、そう思えない相手にはそれ相応の対応。スカッとする作品!欲を言えばリオネルが報われて欲しいなぁ笑
クズ
誰にも愛されることのなかったヒロイン。気付いた時にはイザベルに憑依していました。イザベルの記憶を辿ると、誰にも愛されず最愛の想い人である王太子も別の人と婚約し、イザベルを拒否。失意のまま亡くなった事がわかり、自分だけはイザベルを愛そうと決意するヒロイン。
イザベルとして過ごすうちに、彼女が周りから愛されていたことに気づくヒロイン。そして中身が違うことに葛藤を覚えます。読んでいて少し切なくなりました。周りが少し言葉をかけてあげていればイザベルは亡くならずにすんだかもしれないのに。そして失意のまま亡くなったと思っていたイザベルが殺されたことに気づいたヒロイン。恋愛と少しのハラハラ感が良かったです。