【感想・ネタバレ】土と脂のレビュー

あらすじ

今も売れているベストセラー『土と内臓』の著者による最新作!!

内臓にある味覚細胞、健康な土、
身体に良い脂肪・悪い脂肪から、コンビニ食の下に隠された飢餓まで、
土にいのちを、作物に栄養を取り戻し、食べものと身体の見方が変わる本。

前著に続き、目からうろこが落ちる記述が満載!
◎相乗的に作用しあうファイトケミカル、ミネラル、脂肪。
◎植物は、体外に胃袋を持つ。
外部の胃袋としての根圏マイクロバイオームによって、体外で消化を行うのだ。
◎非菌根型菌類は有機物を分解し、植物が吸収できる形で栄養を放出する。
◎育種のベクトルを、収量から菌根菌、細菌との協力関係にシフトさせる。
◎農業政策は、公衆衛生と医療の重要な一分野。

[ 推薦文 ]
免疫システム、つまり土壌と人間のマイクロバイオーム(細菌叢)は平衡する。
土井善晴(『一汁一菜でよいという提案』著者/料理研究家)

健康に育った食を選ぶ、この当たり前のことができない現実を知ろう。
金子信博(土壌生態学者)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短文の書籍紹介に、近年着目している菌根菌というキーワードが見えた気がしたので読んでみることにした。
結果からすると菌根菌を特筆した内容ではなく、期待した知識を増やしてくれるものではなかった。

オーガニックというキーワードに読み手は若干ナイーブなところがあり、読書中にそれが敏感に反応して辟易させられたが、本書の立場は概ねニュートラルといって差し支えなかろうと思われる。オーガニック農法と、オーガニック農法でないことを示すために命名された"慣行農法"とを、環境再生型(リジェネラティブ)農法という天秤に乗せてはかろうという趣旨の内容に読める。ややオーガニック寄りではあるように見えるにせよ。

34ppmと41ppmを比較する表現として「28%高い」と書いたり、「50パーセント増加」と書いた次の行で「五分の一以上増え」と書くなど、学術というよりはジャーナリズムまたは人文的な臭跡があり、フラットな心持ちを維持するのが困難であったにせよ。

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2026年01月15日

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