あらすじ
※電子版特典に西野まほろ先生の描き下ろしイラストが特別付録します。
花嫁など不要。欲しいのは賠償金だ!
嫁がされた敵国で待っていたのは、夫となる将軍の拒否と冷遇だった…
●あらすじ
豊かな小国の宰相の娘として育った侯爵令嬢・ベルティーヌ。
ところが結婚を目前に控えたある日、敗戦の賠償金と引き換えに
敵国である連合国の代表・セシリオ将軍に嫁がされることに。
しかし嫁いだ彼女を迎えたのは、夫の拒否と屈辱的な待遇。
邸を飛び出した彼女は、親も身分も頼れない敵国で
生きるための道を切り拓いていく──。
冷遇された敗戦国令嬢と、敵将夫の
誤解と取引から始まる恋物語。
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年間ランキング入りの人気作、待望のコミカライズ1巻!
<ベルティーヌ>
島国サンルアンの侯爵令嬢。
敗戦の賠償金の一部として、敵国の将・セシリオに嫁入りすることに。
本人は気づいていないが、“錬金術師”と呼ばれる父から
商取引の英才教育を受けていた。
<セシリオ>
南部連合国の代表で、バラバラだった族長たちをまとめて
戦争で帝国を勝利に導いた猛将。英雄と称えられる一方、
「戦闘狂」「女好き」「野蛮人」などと噂されている。
感情タグBEST3
貴族令嬢らしからぬヒロイン
侯爵令嬢のベルティーヌは、婚姻の2週間前に敗戦の賠償金代わりに連合国代表に嫁ぐことを命令される。
何日もかけて赴いた結果、金の方が必要と帰国を言い渡された上に代表は不在。客として滞在のはずが、まともな食事や水も与えられず、国から連れてきた使用人たちはもっと酷い状況に。
代表の屋敷を出た事をきっかけに、一人の侍女だけを残し他の使用人は帰国させ、市井での生活を始める。
侯爵令嬢にそんなことができるのかと思ったら、この令嬢、案外打たれ強く商売を始めて、戦災未亡人の収入に繋がる手伝いをしたりとなかなか才能溢れる女性だった。周囲に味方もできて、このまま連合国でうまくやっていけるのか?
連合国の代表セルジオとの関係がどうなるのか、展開が楽しみ。
作者さんのファンです
初めて読んだ作品がこの小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒するでした
原作ノベルに心を鷲掴みされ最後まで一気読みしました。コミカライズでがっかりする事もあるので購入を躊躇していたのですが、試し読みで私好みの絵でこれは期待出来るかもって。
買って良かったです!結末は知っていても最後までワクワクする事間違いなしの展開に次巻が待ち遠しいです
広告を見て気になってました
以前広告を見てからずっと気になっていた作品。
購入して読んでみて正解でした。面白い。
お話もちゃんと作り込まれてる印象です。
でも夫となる(?)将軍には今のところ魅力を感じるポイントが皆無。これからどんな展開になっていくのかなー。続きが早く読みたいです。
Posted by ブクログ
まあまあ。 話が軽やかに進んでいく。
悪く言えば、プロットにもキャラにも(まだ)深み
がなく、粗筋通りに進んでいくという印象。
これからの展開をどう深掘りして見せていくのかが
鍵になりそうかな。
不遇な令嬢
2週間後に結婚と言うタイミングで敗戦した国のためにヒーローの元に嫁がされたヒロイン。敗戦国というだけで冷遇された挙げ句、結婚は不要だから国に帰り賠償金をよこせと言われる始末。国に戻ることは出来ないので町で商売を始めるもヒーローに男性と同居していることを侮辱され、この国にいたいのなら賠償金と同じ額を寄越せと言われるヒロイン。つくづく不遇で可哀想になりました。
ここからどうなるのか楽しみです。