あらすじ
★発売7カ月で7万部突破★
★読者が選ぶビジネス書グランプリ2025 総合グランプリ受賞★
★マネジメント部門1位★
働きがいのある会社ランキング第1位の会社が実践するマネジメント(※中規模部門100~999人)
★どんな部下でも、どんな組織でも、みるみる成長する!「リードマネジメント」のすべて
★「ダイヤモンド・オンライン」「プレジデントオンライン」「News Picks」他、各メディアが注目
あなたのマネジメントがうまくいかないのは、無免許運転をしているせい――。 部下をもってマネジメントを任されるようになり、プレイヤーからマネジャーになり、その仕事の変化に悩む人たちの声をよく耳にしますが、本書がその解決策として提案するのは、「マネジメントは技術。学べば誰もが習得できるもの」ということ。 そのノウハウ「リードマネジメントのすべて」が詰まった本書は、2万人の研修実績を誇るトップコンサルタントである著者がたどり着いた、心理学をベースにした新しいマネジメントの手法をまとめた一冊。全マネジャーの必読書が登場です。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
印象に残った点
★頭の中で追うものを変える。今の橋本さんが頭の中で追ているのは「目標達成」。そうじゃなくて、「育成」を追う。「メンバーの育成を通した目標達成」。12「橋本さんがしているのは「計算」。数字の足し算・引き算をしているだけ。本当の意味でメンバーの成長から逆算していない、だから成長しない」133
・本来であれば「相手の願望や適性・能力を見極めながら部下を育てる」べきところを、結果を出してきた自分流のやり方を教えることから我流でやることが、「優秀なプレイヤーが優秀なマネージャーになり得ない理由」。33
・欠点ばかりが目に付くとどうしてもイライラする。42上司から部下は「間違った存在」に見える。でも「人は変えられない。でも人は(自発的に)変われる。」56
・個々のメンバーの目的・目標が成就するよう情報提供によってサポートし、結果的にチームパフォーマンスを最大化するのがマネージャーの役割。57
★メンバーは意味のある未来が見えたときに、内発的に動機付けられる。だから、プロセス管理と未来や本義を示すことはセットになる。69自分の左手=目的・目標と右手=行動を評価し、ギャップを自覚できれば初めて「埋めたい」という欲求が生まれる。139
★信頼を得るための7つの習慣「傾聴」「支援」「励ます」「尊敬」「信頼」「受容」「違いを交渉」+「小さな約束を守る」「陰口NG」/いますぐやめるべき致命的7つの習慣「批判」「責める」「罰する」「脅す」「文句」「ガミガミ」「褒美で釣る」82
★もっともメンバーの育成につながるのは「メンバーの同行支援」126
★「Iメッセージ」:批判できない、でも感情的になると感情だけが批判として伝わる。「遅刻した君が不誠実」←→「私は遅刻を残念に思う」。マネジメント同様フィードバックも技術。149
・スパンオブコントロール:マネジメントできる人数は5-8人156
・文化づくりは「人として当たり前に大切にしたほうがいいこと」を大切にすることから161
★特にコミュニケーションにおいて重要なのは「レスポンス」。発信している人は何かを期待してやっている。167
★いい組織文化を根付かせるためには、マネージャーの発言と態度をセルフマネジメントする。「あなたはこの組織に大きな影響力を持っている当事者と自覚しなさい」169
★「委任」と「放任」の違い。放任は丸投げ。委任は「任せて任せず」(大胆に任せても、適時報告を求め、助言・支援する。)187
★第一象限「至急かつ重要」を部下に任せる。これが育成とマネージャーのタイムマネジメントの両立の秘訣。198大事なのは具体的な内容よりも、考えるための時間をマネージャーが持つこと(L字型(緊急中毒)→Z字型)206
・連絡事項は、単に情報共有するだけでなく、会社・商品・職業・自分に対する自信が高まるよう行う。232
・「最善・改善を追求し続ける上司」完璧はない。256
Posted by ブクログ
本書は、部下育成を属人化から切り離し、組織運営の基本単位として体系化するための実用書だと位置づけます。管理職が初めて担う「人を動かす」という役割を、感情論ではなく仕組みとして再定義している点に最も価値があります。特に、育成の起点を「期待値の明確化」に置く構造は、経営としての合理性と整合します。組織の摩擦コストの多くは認識の不一致から発生しており、ここを解消できるだけで生産性は大きく変わります。また、指導スタイルではなく・任せ方の基準・評価の基準・フィードバックの設計といったプロセス管理に軸を置いている点は、現場への展開が容易で、管理職教育ツールとしての即効性があります。
総じて、本書は「管理職に求める標準行動を言語化し、組織を仕組みで運営するための基礎フレーム」として機能します。
人材マネジメントの型を整えたい経営者にとって、導入書として十分な価値を持つ一冊です。