【感想・ネタバレ】モモ(絵本版)のレビュー

あらすじ

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町のはずれ、こわれかけた野外劇場に住んでいるという女の子。最初はあやしいと思われていたものの、たくさんの人たちがモモに会いにきました。それはモモが人の話を聞くことが得意だったからです。モモに話を聞いてもらうと、自分のしたいことがはっきりとわかったり、間違いに気づいたりします。やがて鳴かなくなったカナリアや、雨や風までがモモに話をし……ミヒャエル・エンデの名作刊行50周年を記念して企画された絵本版。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【この本を一言でいうと】
心に染みる系の本

【きっかけ】
この本を読もうと思った理由は本屋の児童書コーナーで小説モモを良く見かけるのでいつか読んでみたいとずっと思っていたが、その前に絵本でどんな感じの内容か知りたかったから。

【読んでみて】
絵が綺麗でびっくりした。
絵本の割には文字量が多いとは思うが、何回も読み聞かせをしたくなるような教訓本?のように感じた。以下のベっぽの引用のところが、事がぐっと心に響いた。
小説モモも読んでみたい。


【好きな絵本の引用】
「一度にその道路全部のことを
考えちゃいけないんだ。わかるかい?
ただ、次の一歩、次の息、次にほうきで
はくことだけを、考える。
それをくりかえすんだ。
そうすれば楽しくなってくるし、
仕事もうまくいくんだよ」。

0
2025年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校生位の時に読んだ『モモ』。だいぶ内容を忘れてしまっているが、この絵本版はモモにはいろんな人の話をじっくりよく聞ける才能があり、ジジと道路そうじのベッポという二人の特に親しい友だちがいるという本編の序盤の一部分が描かれ、既読の人は懐かしさと共に、未読の人は未知の高鳴りと共に続きの物語へ導いてくれる
時間どろぼうの影もまだないけれど、見返しの「時間とは、いのちだからです。そして、いのちは心にやどっているのです」の言葉が全て。
ベッポの仕事に対する極意はそのまま学校生活や生き方にも当てはまりそうで沁みるなぁ。

0
2024年12月08日

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