【感想・ネタバレ】たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店のレビュー

あらすじ

銀座のはずれにある、ちょっと変わった「ちぐさ百貨店」。千種綺羅の祖母美寿々が営むこの店は、雑貨を売る傍ら、尻尾に魅力が隠された焼き立てのたい焼きも販売している。そんな店を訪れた人々の心を、美味しいたい焼きと所狭しと並べられたこだわりの品々が癒していく。ハンドメイドの一点物アクセサリー、親子を繋ぐつげ櫛、季節外れのスノードーム、店頭に飾られた鯛の木型……。雑貨が人と人を、そして思い出をも、つなぎ癒やしていく、心温まる再生の物語!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

たい焼きに惹かれてお迎え笑
今まで読んできた作品と似てるようでまた違う内容と構成がとても良かった。
個人的にはたい焼きは薄皮より皮がもちもちしてるのが好き…笑
たい焼き食べたくなっちゃった

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

銀座のはずれにある雑貨とたい焼きのお店「ちぐさ百貨店」。たい焼きを売り始めたルーツも祖母・美寿々の元に小学生が「たい焼きください」と来店したことが全ての始まりで、商売を懸命に行ってきた美寿々はかっこいいと思った。
わだかまりのあった美寿々と孫の綺羅の距離が縮まっていく様子は、どの家族にも色々なドラマがあるよなぁ〜と感じさせる思いがした。
美寿々も綺羅も、綺羅の両親も…それぞれがそれぞれを想う気持ちは温かいなぁとジーンとくるようなホッコリするような気持ちになった。
たい焼きの尻尾に入っている具材も斬新だし、「ちぐさ百貨店」を継いだ綺羅とたい焼き職人(⁉︎)の葵くんの今後も気になる♪
長月天音さんの小説の、温かさと未来を感じさせるストーリー性が大好き。続編も楽しみだなぁ!

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

母親を大学生の時に亡くしている千種綺羅。綺羅の母方の祖母、美寿々は、銀座のはずれで「ちぐさ百貨店」を営んでいる。祖母がセレクトした様々な雑貨と共に、尻尾に秘密のあるたい焼きも販売している。ある理由から長らく疎遠だった祖母に呼び出された綺羅は、失業中だったこともあり、久しぶりにちぐさ百貨店を訪れた。そこには、90歳近くでなおかくしゃくとした美寿々と、たい焼きを焼くアルバイトの青年、皆月葵がいた。
美寿々は店を、綺羅に継いでほしいと言う。綺羅は驚きつつも、子どものころの美寿々と店の記憶を思い出したり、店を手伝うようになってからのお客さんとの交流などを経て、店を継ぐ決意を固める。
しかし、美寿々は綺羅に隠し事があった。綺羅は、実は両親の友人夫妻の子だったのだ。事故で亡くなった友人夫妻に代わり、綺羅を育てた両親。その母親の遺品を、美寿々が綺羅に断りなく処分したのは、その事実を隠すためだった。遺品の件で美寿々に対して怒りの感情があった綺羅は、事実を知り、母が愛用していた登山道具が大切に保管されていたのを見て、美寿々の本当の気持ちを思い、涙する。美寿々は思い切りよく老人ホームへ移り、綺羅は葵と共にちぐさ百貨店を大切に継いでいこうと決意するのであった。

銀座にある、一風変わった雑貨屋さん。お客さんとの交流、雑貨屋でたい焼きを売ることになった経緯、祖母と孫の変化する関係性、訳ありのアルバイト青年。一見、少しピリッとする場面もある、ほのぼの小説だ。しかし最初は、美寿々と葵の口の悪さに辟易して、読むのやめようかな‥なんてちょっと思ってしまった。でも読み進めていけば、2人の口の悪さが、根っこの善良性に緩和されて気にならなくなった。血のつながりがない綺羅を、眼の色がお母さんやおばあちゃんと似てない、ということ以外、なんの懸念も抱かせずに育てた両親と美寿々は、愛情深い人たちなのだとわかる。
終盤に出てくる、美寿々から綺羅の母親に当てた手紙には、美寿々の良さが凝縮されている。涙なくして読めない。あまり出番はないけど、綺羅のお父さんもいい味出してる。義母である美寿々に頭が上がらないように見えて、ちゃんと気にかけてる。
最初の感情に負けて放り出さないで良かった。

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2025年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

雑貨屋さんをふらふら見るのが好きだった。昔は、そういうところでいいなと思う雑貨を買ったりもしたけれど、なにせインテリアセンスがなく、ちょっと洒落た雑貨をうまく飾ることも活かすこともできず、なんなら掃除もできず、持て余してしまうことを理解して、買わなくなってしまった。
どうせ買わないしなと思うと、足も遠のく。ふらっと充てもなくうろつくのは変わらず好きなのだけれど。

そんなコンプレックスがあるのかもしれないし、かつて、まさに泰明小学校のあたりのオフィスに少しだけ通っていたことがあった自分の偏見でしかないのだけれど、あのあたりに、こういう雑貨屋さんは、ありそうに思えて絶対なさそう、という印象だった。

こじんまりしたお店がないわけじゃない。
銀座のはずれというか、有楽町というか、メインのエリアではなくて、個人経営っぽい飲食店もなくはなく、雑多なところだったりはする。
それでもなんだろう、ちぐさ百貨店は「なんかなさそう」と思ってしまった。

思い出や思い入れと絡んだ物たちと、家族や人の絆、自分の人生をどう進めるのかの迷いと決断、という物語ではあるけれども、ラフに聞けないような背景をそれぞれ背負っていて、ちょっと重たい印象。

結局私は、モノに対する執着があまりなくて、割とサクサクと手放せてしまうから、彼女たちへの共感がしきれなかったのかもしれない。

実家のリビングにある、大きな食器棚。
もう父と母、二人で暮らしてるんだから、台所の収納に収まる範囲まで減らせば?と提案したら、それはないときっちり断られた。
あれはきっと(好みじゃない貰い物も多いと愚痴っていたけれど)母の思い出であり思い入れなんだろう。

しっぽに秘密のあるたい焼きは、ちょっと食べてみたい。
今度自分でやってみようか、という思いに、
「しっぽから食べる派」の人はあの驚きに出会えないんじゃ?という疑問がひとつ。
ちなみに小学生の娘は、たい焼きのお腹からかぶりつきました。

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2026年06月24日

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