あらすじ
施設育ちで天涯孤独なΩの男子高校生・足立優真はその生い立ちから常に
後ろ指をさされながら生きてきた。
それでもいつかは家族を持って幸せな生活をすることを夢見ていた優真は、
ある日高校に赴任してきた教師・藤宮と出逢う。
お互いに直感で運命の番だと気づいた二人は惹かれ合うが、
藤宮の結婚指輪に気づいた優真は寸前で理性を取り戻し藤宮のもとから立ち去る。
しかし、ヒート状態になったままの優真は、
Ωを蔑視する不良α・大崎に襲われ項を噛まれてしまう。
絶望の中、献身的に支えてくれる藤宮が唯一の心の支えになるも、
この関係が辛くなった優真は関係を断つことを決めるがーー?
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感情タグBEST3
やばー!
レビューがよかったので読んでみたけど想像以上によかった!オメガバースって辛い話が多いけどこの話は辛いけど先生の執着と不穏な雰囲気がほんまによかった!この先ずっと幸せでいてほしい
まさにタイトル通り、とても切ないオメガバースなお話でした。主人公が不幸せな番契約でずっと苦しんでいて辛かったです。本来の運命の番の先生、彼が唯一の心の支えでしたね。最終的にダークなハッピーエンド、という感じでしょうか。とにかくこのまま幸せになってほしいです。
めちゃくちゃ良かった!オメガバースが好きで色々読んでいますが、その中でもすごく好みな作品でした。2人で幸せになるために手段を選ばない、2人の世界がある感じ大好きです。
めっちゃこえー笑
一瞬ホラーマンガかなって
少しの勘違いであんなに不幸になって
あのくそαは殺されても文句言えんくらい腹たったけど
おめでとうの気持ちともやもやで複雑ー笑
施設育ちの足立(受け)が、赴任してきた教師の藤宮(攻め)と出会って、お互いに運命の番だと気づく。
フェロモンで発情した二人は空き教室で行為に及ぼうとするけど、藤宮の左手に指輪が嵌ってるのに気づいて、なけなしの理性でなんとか逃げ出した。しかし道中、足立を虐めていた同級生に襲われ番になってしまう。
教師×高校生! て喜んでたら、初対面の段階では挿入しないし、卒業後に結ばれるので実際は教師×社会人。
望まない相手と事故でつがったせいで、藤宮と番えないことに悩む足立が可愛い。
あのとき藤宮がしていた指輪が虫除け(実際にα女と結婚はしてたけど)だと知って、あの時指輪に気づかないで受け入れてたら……って後悔する姿もキュンとします。
藤宮も足立を手に入れようと、番相手を間接的に亡き者にするド執着さが良かった。
ちょっとダーク
主人公達はハピエン!!!
愛の重さが良い
少しダークな感じが苦手な人はやめた方が良いけど
どんなことをしても2人が幸せになるお話が好きなら全力でおすすめします。
匿名
つらい場面はあるけど、サクッと
瞬時にお互いを運命の番と分かったが、先生に相手があるから逃げた…のに、そこから悪夢が始まるなんて…
つらすぎた…
せめての救いは一瞬でも運命の番に出会えてたことだと思う…
誰かも知らないままだったら、本当につらい結末だったとしか思えない…
そして、自分のΩを取られたからこその先生は本当にかっこよかった
メリバにいきそうだけど、いかないみたいな感じですね!まあ、主人公たちはハピエンだからメリバではないのか?やばいです!まあ、そりゃあそーなるよなあって感じです!!少しホラー系も混ざってるかもー!!
匿名
運命の番の光と闇
先生の闇が深そうだけど二人のこの先に幸あれ涙涙涙。深くは語らずに敢えて単調なリズムで物語が進んでいくけどその分読者として登場人物に抱く感情の幅は大きいと感じる。
初読みの作家さん
運命の番
添い遂げるためにはその選択しかなかった
幸せになるために、これからの二人のために
どうなっていくのだろうか
迂闊なαが多いぞ?
Ωの不幸度合いでは結構上位に来る作品。お互い運命の番だと感じたのに、別のαに横からさらわれてしまい、主人公Ωの受難は続く。
それにしても、ヒート状態の運命の番をみすみす逃したαの先生は迂闊すぎる…
横合いから頸を噛んだαはαだと言うのに金に困ってるようだし、全然優秀そうに見えない…
主人公を救うために動き出してからは手際が良かったけど、やり口はなかなかダーク。
でも横合いから運命の番をさらわれるαってあまり見たことがないので新鮮でした。いろんなαがいるってことですね。
最後の方までずっと不幸でΩバース作品の中で結構悲惨な境遇のΩ。まさかのいじめっこに頸を噛まれてそこから痛ぶられてるシーンに💢が。先生はヒーローで最後にリベンジしてくれたことで私も救われたー。
かなりダークなオメガバース
オメガバースの危うくて哀しい側面を題材にしているかのようなお話。
不同意の頸噛み、誤解とすれ違い、虚弱なオメガへの非道な差別、番になったアルファの理不尽な搾取。
家族を切望している不幸な生い立ちの主人公を、更に非道に追い詰める運命に、胸が締め付けられた。
運命の番に出会えた奇跡が、指の間から零れ落ちた様に思えたが、強引に引き戻された。
仄暗さの漂う幸福でも、渇望していた相手と一緒なら受け入れたいと思う心情が痛々しい。