あらすじ
徳川譜代の名門で七千石の旗本・真島兼続の妾の娘・花。母が死に、父が大坂へと派遣されて以降、正妻や姉に酷い仕打ちを受けてきたが、遂にその父が帰ってくるという。その報に侍女や下女までが態度を翻す中、花はそれを告げ口せず、耐えることを選んだ。この中に母を死に追いやったものがいる。それを見つけ出すまでは誰も欠いてはならぬと心を決めたのだ。だが、兼続が帰ってくるまでになんとかしなければ、と焦る女たちは花に魔の手を伸ばし――。波乱溢れる王道時代小説!
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Posted by ブクログ
一巻が鬱展開だっただけに二巻はめちゃくちゃ良かった!!
途中ハラハラしましたが、花がピンチになると必ず現れるたかつぐさん。
この二人には幸せになって欲しい!!
まだふきさんの死の真相については明かされてないから続くのかな?次が楽しみ!
Posted by ブクログ
2冊目もあっという間に読んでしまった。
ひとりになった花は、女中の梅を唯一の友として、今や下女同然の暮らしをしている。
そして相変わらず、あの手この手の嫌がらせにも、じっと耐える日々である。
もうええ加減強うならなあかんで・・・
そう思っていると、伝わったかのように少しづつ変わっていくのである。
母はもしかしたら殺されたのでは?という疑惑を持ち始め、その真相を突き止めるまではと、我慢をする花である。
そんな花を偶然か、意図的にか窮地を救ってくれる若者が現れる。
あれよあれよと話は進んでいき、次回に続くのである。
名前は知っていましたが初めて読む作家さんです。
他の作品も見てみるとほとんどがシリーズ物のようです。
次作を待つ間、他のも読んでみましょうかね。