【感想・ネタバレ】虚の伽藍のレビュー

あらすじ

日本仏教の最大宗派・燈念寺派で弱者の救済を志す若き僧侶・志方凌玄。バブル期の京都を支配していたのは、暴力団、フィクサー、財界重鎮に市役所職員……古都の金脈に群がる魑魅魍魎だった。腐敗した燈念寺派を正道に戻すため、あえて悪に身を投じる凌玄だが、金にまみれた求道の果てに待っていたのは――。圧巻の社会派巨編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

京都を舞台に伝統仏教と裏社会の人間の欲望が描かれている
宗教が利権にまみれているのは分かっていることだが、ここまでのスケール感と怖さまでは想像できていなかった
もちろんフィクションではあるだろうが、リアルすぎて光景が目に浮かぶようであった
人を救う、悟りをひらく、その境地を求めたのが主人公の僧侶であった
一見、成功を掴んでいき、成長し、大きくなっていく傑出した人物だが、それ以上の闇を抱えることになった
やはりこの作家は面白い
人の欲望、愚かさをよく理解していると思う

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやー、好きだわー。
まさに月村作品って感じ。
鎌倉殿の13人の北条義時か。
はたまたSWのアナキン・スカイウォーカーか。
権力というのは恐ろしい。

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

凌玄という僧侶が燈念寺派のトップを目指す物語なのだが、そんな単純なものでもない。仏教の世界の権力争いと言えばそれまでだが、ヤクザも絡んで途轍もない話になる。ヤクザの抗争、友人の裏切り、そこに女の世界の掟も加わる。えげつない世界を見せてもらった。凌玄にとっては因果応報なところもあるが、なかなか世の中は上手く回っているとも言える。それが釈迦の教えなのかもしれないが、私には分からない。京都弁のセリフは慣れていないと読みにくいかもしれないが、個人的には京都の裏っ側を見事に表現していると思う。私には馴染みの言葉なので、気持ちの強弱を含めて強く心に描写された。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ふわふわ感を拭いきれない。
凌玄は善か悪か…………
最後が善になるなら、その過程が悪でも善になるのか。仏教のことはまるで知らないが、事実としてありそう。絶対に反社との繋がりはあるんだろうなと。知らんけど。
やはり人は独りやな。
友達と思っていても、大体は何かしら思う事があるだろうし、キレイな友達って存在するのかな。
にしてもみんな意地悪な言い方(笑)京都のいい文化でもあるのか。京都に行きたいな。
地下鉄とバスが意味不明過ぎてヤバかったけど。もしかしたら1番仏教を考えていたのは和久良さんだったのかも。私念が絡んでるし。面白かった。

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2026年06月05日

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