【感想・ネタバレ】復活の歩み リンカーン弁護士(上)のレビュー

あらすじ

ミッキー・ハラー&ハリー・ボッシュ。
最強コンビで冤罪を晴らせ!

無実の罪の服役囚を救い出した刑事弁護士ミッキー・ハラーには、冤罪を訴える囚人からの手紙が殺到していた。
元ロス市警刑事のハリー・ボッシュがその選別をし、前夫殺害犯のルシンダ・サンズに目をとめる。
凶器が未発見など不可解な点を探り始める二人だが、その矢先、それぞれの自宅に何者かが侵入した。

リンカーン弁護士シリーズ第7弾!

「コナリーに比肩する犯罪小説の語り手はいない。……見事にお膳立てされたリーガル・ダンス」
──ミステリ&サスペンス・マガジン アンドルー・スミス

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Posted by ブクログ

ネタバレ

リンカーン弁護士シリーズ。

ボッシュが警察を退職してしまった今となっては、
間接的な形でしか事件に関わらないのは仕方がないのだが、
どうも「敵」である刑事弁護士ハラーとのタッグはちょっと抵抗がある。
いまだに。

ボッシュ自身も刑事弁護の仕事には一線を引いていて、
ハラーの事務所のアソシエイツの頼みで、
彼女の甥の事件の警察資料を読み込んで内密でアドバイスをしても、
記者会見には同席しないと断るぐらいには。

とはいえ、もう登場しないかと思っていたボッシュが登場することは嬉しい。
ボッシュはハラーのお蔭で癌の治療を受けながら、
ハラーに届く無実を訴える手紙をの中から一通を選び出す。
保安官補であった元夫を殺害した罪に問われた女性。
司法取引で刑に服していたが、
息子がギャングに入らないように出所したいと手紙を送ってきた。
彼女が刑務所に入らなければならなかったのは、
弁護士が無能だったからだけなのか?
ボッシュは癌治療の副作用に悩みながら調査をする。

(下巻へ続く)

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2025年01月04日

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