【感想・ネタバレ】霧をはらう(上)のレビュー

あらすじ

小児病棟で起きた点滴殺傷事件。4人の子供の点滴にインスリンが混入され、2人の幼い命が奪われた。物証がないまま逮捕されたのは、生き残った女児の母親。献身的な看病のあまり、周囲との軋轢も生んでいた彼女は取り調べで自白するが、後に否認する。娘を懸命に支えていた母親は冷酷な殺人犯なのか?弁護士の伊豆原は勝算のない裁判に挑む!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の母親は殺人犯なのだろうか冤罪なのだろうか。

加害者目線、加害者の家族目線、そして、弁護士目線のそれぞれの立場で進んでいく本作。最後の最後まで本当に冤罪事件なのか?を引っ張ってくれたのが面白かった。また、最後の真相も良かった。だから、ここで、あいつは足を引っ張ったのか、と。

あの判決があったとしても、元に戻らない冤罪被害者になった家族の今後もこの作者に少し描いて欲しいと思った

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2024年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルの意味、弁護士は依頼主にかかった霧(嫌疑)を取りはらって、真実と依頼主の人となりを明らかにすることだ、というのが心に響いた。(意訳したかも)
下巻も楽しみです!

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2024年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小児病棟で起きた事件、被害者家族であり容疑者家族でもある、長女と、その事件の弁護士、2人の視点で物語は進みます。

事件後、長女は妹を守る為の感情、行動は読んでいて辛いですね。

母は有罪か無罪か、信じれるか、信じきれないか。

人間誰しも、その時発した回答・行動によって、本人にとって望んでいない状況に陥る事はあります。

守ってくれる人がいると気付いた時、感謝できる人間にならなければ、と感じました。

ある人物の背景深掘りがあれば、結末もよりスムーズに納得したかもです。
本書のメインは事件真相の解明ではありませんので、個人的な気持ちですね。

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2024年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小南由惟
都立高三年生。母親の逮捕により、進学をあきらめ就職する。

紗奈
由惟の妹。腎炎で古溝病院に入院中。

野々花
由惟の母。無神経なところがある。加工食品のパートを辞め、付き添い用の簡易ベッドで毎日寝泊まりしている。同室に入院している子の点滴にインスリンを混入させ死亡させた。

西本愛佳
奈の隣のベッドにいた子。十歳。糖尿病治療を終え退院した。

恒川結芽
紗奈と同じ部屋の入り口側の六歳の子。二年以上入院。腎炎。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され死んだ。

佐伯桃香
愛佳の後に入った子。四歳。川崎病。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され、一時的に昏睡状態に陥り、快復したあとも自律神経障害を訴えている。

梶光莉
小児喘息で入院。七歳。点滴に糖尿病治療に使う大量のインスリンが大量に混入され死んだ。

亜美
退院する子。

男性医師

伊豆原柊平
弁護士。ノキ弁の一人で、民事・刑事関係なく、細々とした案件を捌くことで何とか弁護士業を成立させている。八丁堀にある〔ニューリバー法律事務所〕に籍を置かせてもらっている。

聖夜
ホスト。小枝子が代金を払わずに飛んだため、比呂美に肩代わりを求めた。

森田比呂美
小枝子に連れられホストクラブに行った。十七歳。

倉山小枝子
比呂美のバイト先の先輩。

三崎涼介
十七歳。父親の覚醒剤事件で柊平と知り合う。亀戸の児童養護施設で生活しながら、通信制の高校で勉強している。ダンスがうまい。

伊豆原千景
柊平の妻。現在産休中だが、企業法務を扱うローファームに勤める弁護士。

恵麻
柊平、千景の娘。

原舞花
涼介を中心にして活動しているダンスチームの年少メンバー。

河村新太郎
涼介の弟分。

赤城浩子
由惟の事務員の先輩。

高崎
不動産屋。

前島京太
由惟が働く会社の社長の息子。専務。

前島
由惟が働く特殊車両の整備会社の社長。七十過ぎ。

桝田実
柊平と修習同期の弁護士。小児病棟の点滴死傷事件の国選弁護人を担当。新橋にある小規模事務所のアソシエイト。イソ弁こと居候弁護士。貴島の事務所に移籍する。

貴島義郎
刑事弁護の雄として、この世界では知らない者はいないベテラン弁護士。すい臓がんで闘病中。

遥香
紗奈の入院中もときどき見舞いに来てくれた小学校の同級生。

川勝春水
点滴中毒死傷事件当日の担当看護師。副師長。

庄村数恵
川勝と二人一組で薬剤チェックをした後輩看護師。事件後に病院を辞めた。

竹岡聡子
看護師。主任。事件当日の日勤。手術室に配属された。

安藤美佐
看護師。事件当日の日勤。事件後に病院を辞めた。

島津淳美
看護師。事件当日の日勤。循環器科病棟に異動。

畑中里咲
看護師。事件当日の日勤。泌尿器科病棟に異動した。

葛城舞衣子
看護師。主任。事件当日の夜勤。整形外科に異動。

奥野美菜
看護師。事件当日の夜勤。由惟が通勤電車内で目撃した痴漢騒ぎの女性。整形外科に異動。

坂下百合香
看護師。事件当日の夜勤。内科に異動。

立見明
小児内科病棟を担当する医師。

石黒典子
小児内科病棟を担当する医師。

古溝久志
院長。若先生と呼ばれる。

木口正章
小児外科医。

山本尚美
患者の母親。

有吉景子
患者の母親。

笹原朋美
小児病棟の看護助手。

中根正子
小児病棟の看護助手。

梶朱里
光莉の母。野々花と折り合いが悪い。

佐伯千佳子
桃香の母。

恒川初江
結芽の母。

西本佑子
愛佳の母。

長縄唯司
警部補。野々花の取り調べを担当。

大村
整備会社の若手社員。

柴田
弁護士。痴漢事件を担当。

繁田正隆
古溝病院の事務局長。

仲本尚子
看護師長。小児内科と小児外科の看護師を監督している。

桜井保文
裁判長。

江崎晴人
検事。

高倉亜津子
副検事。

林田克子
野々花が二十代後半から三十代前半にかけて働いていた八幡第一病院で病棟の副師長を務めていた。現在はこの病院の看護部長。

松波和樹
巡査部長。野々花の取調官で記録係を務めた。

安永
精神鑑定の先生。

仁科栞
千景の大学時代のゼミの後輩。弁護士。

平沼
東京精神心療研究所の先生。

新太郎
涼介と同じダンスチーム。

舞花
涼介と同じダンスチーム。


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2026年02月19日

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