あらすじ
伝説の巨大ヒグマを捉えるべく組まれた撮影隊のメンバーは、一人、また一人と巨大ヒグマによって葬られていく。
生き残った者たちは巨大ヒグマの追跡から逃れるため、気象観測所に立てこもり救助を待つが、そんな彼らを抗う術なき大災害が襲う。
生き残る――。ただそれだけのために団結すべき非常時にも関わらず、我欲を優先する人間の存在が、一行を更なる窮地に追いやっていき――!?
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Posted by ブクログ
奥谷通教『ヒグマグマ 5』日本文芸社。
何時の間にか雑誌連載ではなくWebサイトでの連載に変わったようだ。
増田俊也の原作『シャトゥーン 〜ヒグマの森〜』の作画で知られる奥谷通教による新たなるヒグマ漫画の第5巻。
当初は体長4メートル、体重950キロだった巨大ヒグマは何時の間にか体重5メートルに変わり、何時の間にかカムチャツカオオヒグマになってしまった。これではヒグマも敵わない。
テレビ局の撮影隊と合流したが、今のところは全く役に立たない謎を秘めた女性ハンターに代わって斜里警察署の事務官で猟友会メンバーの益岡薫が活躍を匂わせるような展開。
伝説の巨大ヒグマを捉えるべく組まれたテレビ局の撮影隊のメンバーは、次々と巨大ヒグマによって惨殺されていく。
生き残った者たちは巨大ヒグマの追跡から逃れるため、気象観測所に立てこもり救助を待つが、そんな彼らを群発地震と火山の大噴火の危機が襲い掛かる。
何としても巨大ヒグマのスクープをモノにしようとする撮影隊と巨大ヒグマを生け捕りして一攫千金を狙う密猟者という汚れた人間の欲望と大自然の脅威との闘いは次巻でいよいよ決着するのか。
最近、田舎のポツンと一軒家の我が家周辺でもツキノワグマの出没が相次いでいるようだ。先日、ツキノワグマではなかったが、大きなイノシシを目撃した。
昨年に続き今年も日本中でクマの目撃が相次いでいるが、1つは人間が山を壊したことが原因なのだろう。山を切り開き、道を作ったり、森林を伐採し、太陽パネルを設置したりと人間のやりたい放題に山が復讐を始めたかのようだ。もう1つはクマの個体の増加だろう。狩猟者の高齢化と後継者不足で狩猟者が激減し、クマを捕る者が居なくなったのだ。かつて5千頭と絶滅危惧種であった北海道のヒグマは現在は2万頭と増加しているようだ。
定価935円
★★★★